GREEN ~秋空のスクリーン~

GREEN ~秋空のスクリーン~

『GREEN ~秋空のスクリーン~』は1999年にWIN用として、
Jellyfishから発売されました。

ゲームジャンル:FMV系ADV(インタラクティブムービー)

GREEN

ジェリーフィッシュとしてはデビュー作でしたが、
海月製作所が分裂して作られた新ブランドであり、
海月製作所の作品が好きだった私的には期待していた作品でもありました。

海月製作所と言えば個人的には『ルーキーズ』となるのですが、
世間一般では『ラブエスカレーター』の印象の方が強いのかもしれません。

ラブエスの特徴はPC98屈指のアニメーションの出来にあったのですが、
GREENもラブエスの方向性を強く受け継いでおり、
アニメーションがふんだんに用いられた作品となっています。

ストーリーは映画コンテストを目指す弱小映画部が舞台となり、
映画作りを題材にした学園恋愛成長モノとなっています。
まぁ、つまりは青臭い青春モノですね。
内容自体はごく普通の面白さだったのかもしれませんが、
当時はまだこういう系統はあまりなかったし、わりと楽しめた感じですね。
単なる学園を舞台にした青春モノでなく、
映画作りという要素とアニメーションの要素が加わることで、
新鮮さにつながったのでしょう。

アニメーションに関しては、
前年にPSでやるドラとかが出ちゃっています。
それと比べると物足りなさは拭えませんし、
あまり本作の良さが見えてこないようでもありますが、
如何せん家庭用ゲーム機にはエロシーンはないですからね。
アニメーションでグリグリ動くエロシーンがあるゲームってのは、
それはそれで1つの特徴になっているかと思います。
そして、そのアニメーション部分に関してはPSのやるドラには劣るとしても、
当時のアダルトゲーム内では間違いなく最高峰でした。

そもそもPC-98時代にはソニアのような、
アニメにこだわるブランドがあったものです。
しかし、この路線はWIN時代になってから減りました。
技術的にも厳しい部分があったのかもしれませんが、
業界の流れ的にもアニメなどで動きをつけるより、
1枚の絵に命を懸けるって感じでしたから。
なので他に対抗馬がいなくなったということもありますが、
発売時にはってだけでなく発売後も数年の間は、
アニメ部分に関してははこれが最高のままだったと思います。
その明確な特徴がある限り、十分名作と判断して良いかと思いますね。

さすがに本作の発売から10年以上が経ち、
今では本作以上の物も幾つもあります。
絵がウリのゲームは、発売から時間が経つと良さが分かりにくくなります。
でもアニメーションを用いた作品として長く最高峰の地位に輝いていた作品ですし、
動きにこだわる人には史料価値も高い作品です。
だからそういう人には、ぜひともやってもらいたい一本なんですよね。

ランク:A-(名作)

GREEN
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