クルーズチェイサー ブラスティー

クルーズチェイサー ブラスティー

『クルーズチェイサー ブラスティー』は1986年にPC88用として、
スクウェアから発売されました。

今も昔もロボットアニメと言えばサンライズなわけですが、
そのサンライズがデザインしたロボットがメインとなる、
ロボットRPGでした。

ゲームジャンル:RPG
blassty01.jpg

格好良いロボットの変形アニメーションが見られるRPG、
良くも悪くもそれだけのゲームです。
ここに魅力を感じられれば即買いだし、
そうでなければ全力回避の作品だったと言えるでしょうね。
上記のようにロボットのデザインとアニメーションはサンライズが担当なので、
さすがにサンライズってところでしょうか。
私はグラフィックの綺麗なゲームは好きなので、
結構満足することは出来ました。

ただADVのアニメーションと違って、
RPGの戦闘でのアニメーションは繰り返し見るはめになるので、
次第にくどく感じてしまいます。
何でもそうですが、繰り返せば良いというものでもないのですよ。
そういうわけですので、
この部分に関してはADVほどには評価していません。

まぁ邪魔なら切れば良いという話にもなりますし、
確かオフにすることもできたはずなのですが、
それならそれで今度は他に魅力がないですからね。
アニメの部分に力を入れすぎたからか、
肝心のゲーム部分はわりとお粗末でしたから。
ここはハッキリ欠点と言える出来でしたので、
長所と短所を相殺して、個人的には良作と判断しました。

でも、総合的には名作とは言えなかったとしても、
欠点が一杯あったとしても、
こういう明確な特徴のある作品は好きなんですよね。
当たり障りのない無難に手堅く纏められたゲームよりも、
作り手のこういうのが作りたいんだって主張が見られる作品の方が、
よっぽど好感が持てるのです。
だから、まず映像ありきのスクウェアの姿勢は、
それはそれでこだわりが感じられて好きなんですよ。

とはいえ、やっぱり売り上げは大事ですからね。
中々自分のこだわりだけでゲームを出せるものではありません。
どうしてもプレイヤーに媚びた作品も出てきてしまいます。
そんな中で、スクウェアはSFC時代に少し迷走したものの、
20年経っても基本的に同じような姿勢を貫いていたわけですからね。
挙げられる長所短所がいつの時代も変わらないってのは、
考えようによってはそれは凄いよな~って、
感心してしまうのです。

最近のスクエニは、むしろ海外のRPGとかに対抗して、
下手にシステムにこだわろうとして失敗するケースが多いように思います。
どうせ細かい作りこみではかなわないのだから、
だったら徹底して別の部分にこだわり、
これだけは世界一というものを作った方が良いと思うんですよね。
いつの時代だってスクウェアのゲームには一杯欠点があったのだけれど、
あまり欠点を感じさせなかったのは欠点以上に魅力が勝っていたから。
今はどうなんでしょ?
ムービーだらけで駄目になったという批判はあるけれど、
そのムービーでは本当に一番って言えるでしょうか?
あまり魅力的に感じられなくなったから、
それで潜在的に有していた欠点が目立ち始めたのではないかと、
個人的には思うんですよね。
海外のTESシリーズだって戦闘とかクエストの質は結構いい加減で大味です。
でも綺麗で広大なフィールドを自由に冒険したいという人の願望を満たし、
その点に関してはどこにも負けないものを作った。
だからそういうのを求めた人に支持されたのが、人気の始まりなわけでしょう。
欠点をなくす方に向かうのも良いけれど、
欠点が霞むくらいに何かに突出した作品をつくってもらいたいなと、
個人的にはそう思うんですけどね。

ランク:B-(良作)

ブラスティー

関連するタグ PC88 /RPG /


面影レイルバック   美少女万華鏡 -罪と罰の少女-  蒼の彼方のフォーリズム EXTRA1
カテゴリ「1986」内の前後の記事





管理者にだけ表示を許可する

トラックバック http://advgamer.blog.fc2.com/tb.php/650-41eefd08
| ホームへ戻る |