復活祭 ~アスティカーヤの魔女~

復活祭 ~アスティカーヤの魔女~

『復活祭 ~アスティカーヤの魔女~』は1992年にPC98用として、
グローサーから発売されました。

グローサー、渾身の一作。
そう形容するのが相応しい、大ボリュームで楽しい作品でした。

hukkatusai01.jpg

<概要>


ゲームジャンル:RPG

舞台となるのは、サブタイにもあるアスティカーヤ高校であり、
生徒が魔女に襲われたことから、
科学部の部長が解決にあたるというのが、
大まかなあらすじになります。

<感想>


というわけで基本的な流れとしては、
復活祭の準備で賑やかな学園の中を移動してまわることになります。

もっともこの部長、方々で嫌われているみたいでして。
移動しているとすぐにケンカをふっかけられるんですね。
そのため戦闘になるわけで、
ゲームジャンルとしては一応RPGになります。

hukkatusai02.jpg

一応というのは、RPGファン向けのゲームではないからで、
戦闘よりもいろいろ動き回ってフラグをたてるのがメインなんですね。
そして本作の一番の魅力もキャラにあったんです。
復活祭準備で賑やかな学校、
そして科学部部長を筆頭に一癖も二癖もあるキャラたち。
何て言うのかな~、
うる星やつらのビューティフルドリーマーであるとか、
究極超人あ~るの光画部であるとか、
私はああいう雰囲気が好きなんですよね。
それをゲームで表現したらこうなったって感じで、
そういう意味ではプレイしていて非常に楽しかった作品でした。
またこの頃のストーリーを楽しむゲームは短いのも多かったですが、
本作はつながった全5話構成でボリューム的にも満足できました。

他方で、戦闘は比重が少ないくせして、
妙にバランスがきつかったわけで、
ADV的視点からは非常に楽しいゲームだったのだけれど、
RPG視点からはかなり厳しいゲームだったわけですね。
だから一応RPGではあるのですが、
本質的にはADV好きにこそ向いたゲームだったのでしょう。

それと、もう1つマイナス点を挙げるとすれば、
学校がだだっ広くてね、フラグを立てるのも大変だったのです。
つまりクリアがかなり困難なほどに、かなりのマゾゲーだったんですよ。

<総合>


キャラも雰囲気も良い。
CGだって良いしボリュームもある。
長所や魅力だけなら確実に名作・傑作クラスで、
名作と言う人がいても何ら不思議のない作品だったと思います。
でも、同時に難易度の高さや辛さも有していたわけで、
私はその部分が気になってしまったので、
トータルでは良作にとどめています。

まぁでも、この当時にこういうゲームはなかったわけで、
名作に限りなく近い良作であり、
評価以上に好きな作品でもありました。
今やったらたぶん挫折するのだろうけれど、
いつかまたゆっくりとやってみたいものですね。

ランク:B(良作)

復活祭

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懐かしいゲームのレビュー、これは是非コメントをと思い、初めてですが書き込ませていただきます。
復活祭、自分としてはまさに隠れた名作だと思ってます。自力クリアした数少ないゲームでもあり、今でも人生で10本の指に入る思い出深い作品です。
アリスあたりがこれとか、逆玉王の権利・・・グローサーはもうないのかな。よってどうにもなりませんけど、リメイクして出してくれないかなあ、と時々妄想したりします。ですが、まあ、楽しかった記憶のまま、心の中に住まわせておくのが一番いいのかもしれませんね。

はじめまして、知っている人がいて嬉しく思います。
復活祭は面白かったですね。
難易度等で人を選ぶかもしれませんが、それ以上の魅力がありました。
92年はちょっと厳しめにつけすぎたかもしれません。
全体的に上方修正して良いように思いますし、本作も名作と言って良いようにも思いますね。
>アリスあたりがこれとか、逆玉王の権利・・・グローサーはもうないのかな。よってどうにもなりませんけど、リメイクして出してくれないかなあ、と時々妄想したりします。
そうそう、それなんですよ。私も思いました。
内容はそのままに、アリスが細かなところを調節してくれれば、きっと面白くなったでしょうに。
でもまぁ、仰るとおりかもしれませんね。
今の流行とは異なりますし、流行と異なるとの理由で批判する人が出てくるくらいなら、楽しかった記憶のある人の心の中でそっとしておく方が作品にとっても幸せなんでしょうね。

これまた懐かしい作品です。
このゲームは、インパクトが強かったですね。開始直後の。
突然女の子がバラバラになって、文字描写だけとはいえ堂々と、脳みそと内臓と神経が落ちているとか言い出すんですから(笑)
シナリオも面白く、夢中でプレイしましたが……これ、当時独力じゃ無理でした(爆)
メーカーさんに電話して、配布期限の過ぎてた攻略冊子を無理言っておくってもらったんですよね。
ゲーム内にちりばめられているSF・ファンタジー作品の用語が(洋物が多かった気がします)またマニア心をくすぐりました。

博士くんは最後、孕ませた子供をどうしたんでしょうかね(笑)


出張でずっと潰れていたので、返事が遅くなってすみません。

この作品は、序盤からインパクトがありましたし、その後もいろんな意味で濃い作品でしたね。

ただ、やっぱり難しかったわけで。
今は、f-long.comさん(そこの管理人さんが、上にある酔夢さんだったと思ったのですが、先程確認したら違う名前だったので、改名したのか、私の記憶違いだったのか・・・)という素晴らしいサイトがあり、そちらを見れば本作の存在や攻略情報も入手できるのでしょうけどね。
本作がもう少し簡単だったら、もっと知名度も高かったでしょうに、その点は本当に勿体なかったです。

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