リップスティックアドベンチャー2

リップスティックアドベンチャー2

『リップスティックアドベンチャー2』は1989年にPC88用として、
フェアリーテールから発売されました。

LSAシリーズの第2弾で、
主人公が同じなので前作をプレイした方が楽しさは増えるでしょう。

LSA202.jpg

<概要>


ゲームジャンルはコマンド選択式ADVになります。

音美からの連絡を受けて、あるモノの運搬の依頼を受けた五郎。
しかし、そのモノは爆弾でした。
五郎の機転で惨事は免れたものの、爆弾所持の容疑をかけられます。
そこで五郎は爆弾を渡した犯人を捜すことになるのですが、
その途中で連続殺人事件に巻き込まれてしまい・・・
っていうのが、簡単なあらすじになります。

<感想>


LSAシリーズの2作目で、ストーリー内容自体は、
メインの2人が共通するだけの別個のものですし、
本作だけでも楽しむことはできます。
ライターも異なりますしね。

ただ、このシリーズはキャラの魅力が最大の特徴と考えますので、
前作をプレイした方が楽しめるとは思うんですけどね。

ストーリー的には、上記のように推理ものになります。
トリック云々というより物語の勢いであるとか、
数十人に及ぶキャラの人間関係を楽しむってタイプになりますね。

さて、前作たる初代リップスティックアドベンチャーは、
個人的にはアダルトADV最初の傑作と考えています。
となると、当然続編にも期待したくなるのが人ってものです。

とは言うものの、前作のライターである蛭田さんは、
エルフを作ったのでいなくなってしまいました。

ライターが違うんじゃ、話は全然変わってきます。
今なら『EVE バーストエラー』が分かりやすいでしょうか。
ライターが変わった続編の出来は散々でしたから、
ライターが変わった時点でもはや別物と考えた方が良いのでしょう。

じゃあ、本作もライターが違うから駄目なのか、
実際にプレイしてみてどうなのかってなるのですが、
これが意外にも良く出来ていました。
普通に面白いのです。
残ったスタッフが頑張ったのか、
それとも蛭田さんが骨格をある程度作っていたのか、
そこら辺はもっと詳しい人に任せますが、
いずれにしても面白かったですね。

しかしながら、やっぱりキレがね、ちょっと違うんですよね…
それと、完成度は高いのだけれど続編である分新鮮味も薄れていますし、
あえてこれという特徴もないわけでして。

それと、やっぱ音美は女子高生に限るよなと。
音美ってのは初代からのヒロインで、
ホームズでいうところのワトソンみたいな、
つまりは主人公の助手ですね。

初代の頃は女子高生だったのですが、この2では女子大生となり、
押しかけ女房のような存在になっています。
それはそれで良いのだけれど、
個人的には女子高生でいて欲しかったわけでして。
そういう想いが他でもあったのか、3ではまた女子高生になっています。
ビジュアル面に限って言えば、3の音美が一番良かったですね。
以後の作品はプレイしていないので知らないのですが、
ちょっと調べたらどれも女子高生なのかな。
やっぱり女子高生の助手って方が好まれてるってことでしょうか。

<総合>


そういうわけで、
偉大な前作の後という重責を果たした点は評価できるものの、
名作足りうる要因も特になく、
トータル的には良作止まりってところではないでしょうか。

ランク:B(良作)

PC-9801 3.5インチソフト リップスティックアドベンチャー2

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