孕ませ王 ~ハラマセキング~

孕ませ王 ~ハラマセキング~

『孕ませ王 ~ハラマセキング~』は2008年にWIN用として、
Frillから発売されました。

ジャンル:ノベル系ADV 属性:孕ませ

孕ませ王 -ハラマセキング-

内容はタイトル通りで、
主人公は国王の地位に就くために各国のお姫様を孕ませようとします。
主人公の性格はアリスソフトのランスを小物にしたような感じで、
私はそういう路線が好きということで特に気にならなかったのですが、
もしかしたらその小物っぷりが気になる人もでてくるかもしれませんね。

そこは少し判断が分かれるのかなとも思いましたが、
メイン部分はとても良かったと思います。
調教によりじわじわと堕としていく展開が丁寧でしたし、
ストーリーも結構面白かったです。
メインヒロインは4人いるのですが、
高慢だったり気位が高かったりと路線は皆異なりつつも、
「強者」であるという共通点はあるわけでして。
そういうキャラたちが次第に堕ちていく展開は、
見ていて楽しかったですね。

それとここが一番のメインでもあるわけですが、
このゲームは腹ボテに焦点を当てたゲームでもあります。
つまりヒロインらは調教される過程で、妊娠をしてしまうわけですね。
妊娠してから1ヶ月目、2ヶ月目…と次第に見た目も変化するわけで、
徐々にお腹が大きくなるのを見ながらHシーンが進行するわけです。
腹ボテゲーは数あれど、
いろんな段階でのHシーンが用意されているゲームはあまりないですからね、
これは腹ボテ(HB)好きにはたまらないでしょう。
メインで一番ボリュームを割いているところが、
属性持ちを満足させる内容になっているわけですので、
ここは非常にポイントが高いように思います。

やるべきことはやったということで、
個人的には非常に印象の良いゲームではあります。
ただ、若干注意すべき点もあるわけでして。
まず判断の分かれそうなところなのですが、
主人公は人に見せることも大好きなんですね。
だから露出プレイも結構あります。
私は腹ボテも露出・羞恥プレイも好きなのでむしろプラスなのですが、
苦手な人は注意が必要でしょう。
ここは人によってプラスにもマイナスにもなりうるかと思います。

次に、本作には輪姦もどきのプレイも結構あるわけでして。
本番には至っていないのである程度許容できる人は大丈夫でしょうが、
完全に独占したい人には少々抵抗があるかもしれません。
他方で、本番には至っていないので、
輪姦好きが楽しめる内容でもないわけです。
ここは人によってはマイナスにはなりうるものの、
あまりプラスに感じる人はいないかもしれませんね。
ちょっと中途半端だったように思います。

そういうわけで、何でもOKな変態紳士なら大丈夫なのですが、
腹ボテ以外でNG項目の多い人は、一応属性のチェックが必要なのかなと。

まぁ、私は何でもOKな部類ですので、十分楽しめたんですけどね。
ここまでなら明確な長所もあるので名作かとも思えたのですが、
次の点でひっかかってしまいました。
本作には会話内での選択肢がなく、どのヒロインを選ぶかで進行します。
しかし特定のヒロインだけに集中するとゲームオーバーになるので、
4人を同時平行することが必須となるのです。
それだけなら良いのですが、
実質1本道と同じですので個別EDがありません。
たった1個のEDもあっさりと終わってしまいますし、
どうしても最後の物足りなさは否めませんでした。

また4人のヒロインは皆ライターも異なりますし、
ヒロイン間の交流も一切ありません。
なまじ同時並行を強いられるだけに、
余計にも交流のなさが際立ってしまうわけです。
ここがきっちり書かれていれば名作扱いをしていたと思うのですが、
そこだけはちょっと残念でしたね。

総合的には良作ってところでしょうか。
テーマとして一番書きたい部分はしっかりと描かれていますので、
属性のある人ならおそらく満足できるかと思います。
というか、HRゲーとしては名作扱いでも良いでしょう。
反面、過度に偏ったHシーンは人を選ぶのも間違いないでしょうし、
ゲームの構造的な物足りなさもあることから、
属性のない人には厳しい作品であることも否めないでしょう。
実質1本道なのに個々のルートが分断されている問題さえなければ、
私は名作と判断していたでしょうから、
つくづく勿体無い作品でしたね。

因みに、詳しい経緯は分からないのですが、
ダウンロード版ではタイトルが『子種王』に変更されています。

ランク:B(良作)

ダウンロード版
孕ませ王

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