【ブランド別】 ACID PLAN (アシッドプラン)

【ブランド別】 ACID PLAN (アシッドプラン)

ブランド別の第2弾は、ACID PLAN (アシッドプラン)になります。

作品数は非常に少ないのですが、
個人的には印象深いブランドでしたね。

charm02.jpg

<アシッドプラン>


アシッドプランは、1992年~1996年まで、
4年間しか活動していませんでした。
作品も、下記の4作品だけだったはずです。
1992年 Charm (シャルム)
1994年 Charm2 -虹色の風-
1996年 クロムパラダイス 銀白色の楽園
      大ひんみん王
そのため、今現在の知名度は、かなり低いのではないかと思います。

私が初めてプレイしたのは、実は最後の『大ひんみん王』でした。
これは、トランプの大貧民を扱った作品でした。
大貧民を扱うアダルトゲーム自体、かなり珍しいと思いますし、
手軽に遊べつつ、まだ珍しかったWIN用のゲームということで、
それで購入した作品でした。



これね、今事前知識なしにプレイすると、
あまり良さが分からないタイプの作品かと思います。
でも、ちょっと想像してもらえば、
本作の魅力が理解できると思います。
そもそも96年って、
まだまだPC98のゲームがメインだったわけですよ。
PC98って、16色です。
『大ひんみん王』はWIN用の作品ですから、256色なわけです。
やっぱりグラフィックは綺麗でしたよね。
しかも、この作品、当時の有名な漫画家やイラストレーターも使い、
原画が25人もいたそうです。
当時の最先端のグラフィックで、多くの原画が楽しめるわけですから、
これはどう考えてもお得ですよね。
その性質上、大作とか名作とは絶対に言われない類の作品ですが、
個人的な満足度は高かったです。

そこから過去作に遡ってみたのですが、
まずはデビュー作の『Charm』。
この作品、当時としては実に斬新な百合ゲーになります。

charm01.jpg

いや~私はある意味、タイミングが良かったのかもしれません。
『Charm』が発売されたのは92年なのですが、
もし92年にリアルタイムでプレイしていたならば、
私はこの作品を楽しめていなかったように思います。
その理由は、主に2点あります。
まず1点めですが、私の百合作品に対する理解度です。
百合作品って、今でこそゲームでも漫画でもアニメでも、
いろいろなところで見かけることができ、すっかり普及しています。
でも、男性の中で百合が一ジャンルとして認識されだしたのって、
コバルト文庫のマリみてとか、その辺りからではないでしょうか。
百合というジャンルが市民権?を得たのって、わりと最近だと思います。
アダルトゲームの中でも、女性同士を扱った作品は歴史が古く、
実は80年代から結構あります。
でも、それらは肉体的な欲求を主とした、レズゲーなのですよ。
レズゲーはPC88時代、PC98時代には結構あり、
一つのジャンルとして定着していました。
だからレズゲー好きというユーザーは一定数いたでしょうが、
レズゲーの観点で本作をプレイしてしまうと、
エロの薄い何をしたいのか分からない作品に見えてしまうでしょう。
しかし本作は、そうした80年代から続くレズゲーではなく、
精神的な側面を強調した百合ゲーなのです。
レズゲーの観点で判断するのは間違いなのです。
私が本作をプレイしたのは、
百合って良いなと気付き始めた時期だったので、
本作の本質に気付き、良さを理解できたというわけですね。
逆に92年にプレイしていたら、
エロの薄いレズゲーだなって感じで、
全然楽しめなかった可能性が高いです。

次に2点めですが、これは本作がノベルゲーだということです。
私は相当数のノベルゲーをプレイしていますし、
今はノベルゲーは好きだと言えますが、
実は当初はノベルゲーって好きではなかったのです。
だから80年代や90年代前半のノベルゲーついては、
後日再評価して今の評価になっています。
本作は、公式では「ディスクノベルズ」となっていました。
本作は厳密にはオムニバスストーリーの作品でしたので、
ノベルではなくノベルズにしたのでしょう。
いずれにせよ、公式にノベルと表記されたノベルゲーでした。
ノベルゲーの歴史をここで振り返るつもりはありませんが、
コンシューマーでも92年にようやくノベルゲーが登場したくらいで、
まだまだ一般的には浸透していませんでした。
まぁ、80年代のPC88の時代から同人ゲーを好んでいたような、
ヘビーなユーザーであれば、92年の時点でも、
それなりのノベルゲーをプレイしていたかもしれませんが、
たぶん相当少ないでしょうね、そんな人。。
で、私ですが、90年代前半って、
まだ難しいやり応えのある作品を好んでいましたので、
読み進めるだけのノベルゲーである本作を92年にプレイしても、
まず楽しめなかったと思います。
プレイする時期って、大事ですね~
そんなわけで、『Charm』は非常に小粒な作品ではあるものの、
私には非常に貴重な初期の百合ゲーとして、
凄く印象深い作品となったのです。

アシッドプランは、96年にもう一本、
『クロムパラダイス 銀白色の楽園』を発売しています。

cpara04.jpg

これまたエロゲらしくないエロゲだったりします。
というのも、ヒロインらと会話するより、
関係ない人らとの会話の方が多いというような、
自由度重視の作品だったのです。
『同級生』とか、『ようこそシネマハウスへ』とか、
『リフレインラブ2』であるとか、ある舞台の中で、
そこの住人らと交流をする作品が私は大好きだったので、
この作品も気に入りました。
まぁ、アダルトゲームという観点からは、
どうしても人を選びそうな作品ではありますけどね。
でも個人的には、画面の表示方法とかも含め、
本作に漂う、そのちょっと他にはない雰囲気が好きでした。

どれも主流路線とは異なる作品ばかりでしたが、
個人的には好きなブランドでした。
もう少し、いろんな作品をプレイしてみたかったものですね。








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