アダルトゲーム ベスト10 2000年

アダルトゲーム ベスト10 2000年

アダルトゲーム ベスト10 2000年

アダルトゲームの個人的なベスト10。
今回は2000年になります。
エロゲが今に通じる総ノベルゲー時代に入ったという点で、
エロゲ史的にも分水嶺となった年でした。

<2000年 アダルトゲーム ベスト10>


10)Treating2U


・・・恋愛、ノベル、ブルーゲイル
ゼロ年代以降、鬱ゲーの流行やら、
心理描写重視の傾向の強まりにより、
エロゲの主人公はどんどんヘタレ化がすすみ、
魅力的な主人公がどんどんいなくなりました。
だからこそ余計にも、本作の主人公伊之助の格好良さは、
今でも全く色褪せないのです。


9)いつまでも ~神長さん家の春夏秋冬~


・・・NTR、ノベル、イージーオー
面白い作品と聞いてプレイしたら、
まさかの寝取られ特化の作品でした。
今と違って、まだ特化作品が少ない時代でしたし、
完全不意打ちだったので、
このNTRだらけの展開は本当に衝撃的でしたね。
余談ですが、同ブランドのうちいもでは、NTRが凄く叩かれ、
イージーオーはNTRからの撤退に追い込まれました。
それって、例えばKeyの作品をプレイして、
泣きシナリオなんかいらねえと苦情出すようなもので、
何も調べず買ったユーザーが馬鹿としか思えないんですけどね。
イージーオーは、ネットの普及と馬鹿なユーザーの増加により、
最も被害を被ったブランドの一つといえ、
エロゲ史的にもとても不幸な事件だったと思います。


8)ALL ONE'S LIFE
ALLONESLIFE

・・・恋愛、ノベル、BeF
主人公は大人で、恋愛ゲーだけど学園ものではないし、
厘京太朗さんの原画はとても良かったですし、
現代的に工夫されたシステムも、
細部へのこだわりを感じられましたし、、
個人的には、声優に、まきいづみさんがいることも相まって、
ボリューム的には小粒だけれども、見どころの多い作品でした。
こういう恋愛ゲーならば、今でも、いくらでも楽しめますね。


7)書淫、或いは失われた夢の物語。


・・・ノベル、FORCE
他は同人レベルでしかないのに、
構成の妙という、たった一点だけで名作たらしめた、
唯一無二の強烈な特徴を持った作品。
発売後すぐにワゴン行きだったのに、
今では超プレミアゲーとして有名になった作品ですね。


6)ピュアメール


・・・恋愛、ノベル、オーバーフロー
純愛ルートと鬼畜ルートの双方が高水準であり、
それ以外の要素も良く出来ていた作品ですね。
後のオバフロは、アニメにこだわりすぎて迷走しちゃったので、
個人的にはこの作品が一番完成度が高かったと思います。


5)贖罪の教室


・・・ミステリー、ノベル、フライングシャイン
抜きゲーかと思えるくらいにエロも濃いにもかかわらず、
エロゲで初めて叙述トリックを用いており、
ストーリーでも非常に楽しめた作品でした。


4)Phantom ~Phantom of inferno~


・・・ジュブナイル、ノベル、ニトロプラス
一見するとハードボイルドっぽいのだけれど、
実はそうではなくて、
根っこのところではジュブナイルとして優れていた作品でした。
システム周りは激弱でしたが、
それを補ってあまりある魅力に富んでおり、
結局ニトロは、これが一番面白かったですね。


3)月姫


・・・伝奇、ノベル、TYPE-MOON
フルプライスのノベルゲーよりもはるかに安い同人で、
そこら辺のノベルゲーよりもはるかに面白いことから、
アンチフルプライスノベルゲーとしての意味合いも持った、
とてもインパクトのある作品でした。
当時から、型月の一番の魅力はキャラだと思っていましたが、
今のFGOのヒットは、それを証明しているように思いますね。


2)sense off ~a sacred story in the wind~


・・・恋愛、ノベル、otherwise
欠点がなく、ほぼすべての面で非常に高水準な作品でした。
特に原画のゆうろさんの絵が最高で、
キャラだけでなく背景や全体の構図への意識が高まったのも、
この作品に出合ってからでしたね。


1)AIR


・・・泣き、ノベル、key
説明不要の、泣きゲーの最高傑作。
当時オタク系ショップで着メロが鳴ると、
店内の皆が一斉に自分の鞄をあさった、
つまり皆着メロが鳥の詩だったということですね。
国歌と例える人もいるくらい人気があったわけで、
シナリオにしか着目しない人もいるけれど、
Key作品がこんなにも高い支持を得られたのは、
最高水準のサウンド抜きには語れないのだと思いますね。

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個人的に古き良きエロゲーとして思い浮かべる最後の年が、この2000年辺りまでですね。
総ノベルゲーム化の元年であり、現在に至るまで、その流れが続いていますが、作品のジャンルにしても、多様性が豊富だったのが、この年までだったように思います。
純愛と凌辱の混在、不意打ちのネトラレ、推理もの、大人向けの作品等、今では絶滅に近いジャンルも結構ありましたね。この頃はまだ、クリエイター側にもユーザー側にも寛容さがあって、良い時代だったと思います。

作品単位でも、どれも思い出深いですが、やはり泣きゲーの頂点である「AIR」は絶対に外せないです。自分の人生で5本の指に入る作品ですし、あの感動は一生忘れることはないでしょう。サントラも頻繁に聴いていて、いつでもあの頃の感動が甦ってきます。
有名なEver17よりも先に、叙述トリック、構成の妙を成し遂げた「贖罪の教室」「書淫」も印象的でした。
「ALL ONE'S LIFE」は少し前に初めてプレイしましたが面白かったです。いろんな部分でメジャー路線の逆を行く作品でしたが、だからこそ名作だと思います。ボリュームはないですが、現在のエロゲーが失っていったものが詰まっていて、いろいろと考えさせられる作品でした。

> 個人的に古き良きエロゲーとして思い浮かべる最後の年が、この2000年辺りまでですね。

私も、心底楽しめていたのは、2000年までのように思います。
もちろん、その後も名作は出てくるのですが、疑問に感じる作品も多くなっていきますので・・・

> 総ノベルゲーム化の元年であり、現在に至るまで、その流れが続いていますが、作品のジャンルにしても、多様性が豊富だったのが、この年までだったように思います。
> 純愛と凌辱の混在、不意打ちのネトラレ、推理もの、大人向けの作品等、今では絶滅に近いジャンルも結構ありましたね。

本当にそう思います。
この年からノベルゲーだらけになりましたが、ノベルゲーという枠組みの中では、多様性が増して良い年だったと思います。
他方で、それ以降は人気路線の枠組みの中での細分化にすぎないと思いますしね。


> 作品単位でも、どれも思い出深いですが、やはり泣きゲーの頂点である「AIR」は絶対に外せないです。

AIRをリアルタイムでプレイできたというのは、本当に幸せだったと思いますね。
鳥の詩や夏影とか、今でもときどき聞きたくなります。

> 有名なEver17よりも先に、叙述トリック、構成の妙を成し遂げた「贖罪の教室」「書淫」も印象的でした。

叙述トリックを使っているから絶賛というのは、いかに本を読んでいないかという証明になってしまうので、そういう馬鹿げた風潮は早くなくなった方が良いと思うんですよね。
少なくともE17に関しては、「贖罪の教室」と「書淫」が先にある限り、到底褒める気にはなれないです。

> 「ALL ONE'S LIFE」は少し前に初めてプレイしましたが面白かったです。いろんな部分でメジャー路線の逆を行く作品でしたが、だからこそ名作だと思います。

寝ぼけて古い情報で作っていたので、ランキングの順位を少し修正し、「ALL ONE'S LIFE」の順位があがっています。
「ALL ONE'S LIFE」は、本当にそれですね。細かい部分から根本的な製作理念まで、ことごとくその後の流行路線のノベルゲの対極にあるんです。でも、だからこそ名作といえるのでしょうね。

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