アダルトゲーム ベスト10 1995年 (番外編2)

アダルトゲーム ベスト10 1995年 (番外編2)

今回は番外編2。

ベスト10に入る前の20位~11位と、
総括的な話を書いてみたいと思います。

<20~11位>


20)放課後は別の顔


・・・ノベル、UCOM
マイナーかつ小粒な作品でしたが、
とても異質な作品であり、インパクトの強い作品でした。


19)晴れのち胸さわぎ


・・・恋愛、コマンド選択式ADV、カクテルソフト
カクテルソフトの代表作、「晴れのち」シリーズ第2弾。
キャラの魅力に優れた演出が加わり、
ドタバタラブコメディの楽しさを追求した作品でした。


18)DOKIDOKIバケーション


・・・恋愛、コマンド選択式、カクテルソフト
メインヒロインとのHさえあれば、
覇権を取り歴史を変えていたであろう、幻の傑作。
当時、多くのユーザーが涙したものである・・・


17)ガラスの運命 ~ディスティニー~


・・・鬱、コマンド選択式、FMC
少女漫画風の鬱ゲー。
ストーリーや雰囲気だけなら、文句なしに名作。
今はもう、こういう作品は発売されないのでしょうね。


16)カスタムメイト3


・・・恋愛、コマンド選択式、カクテルソフト
ヒロインを自分で作るシリーズの第3弾。
ようやくヒロインが可愛くなりました。
結婚生活の倦怠期も表現してしまった、ある意味異色作。


15)夢幻泡影


・・・ノベル、アリスソフト
PC98用でありながら、256色専用ソフトでした。
退廃的な雰囲気の中、グラフィックだけでなく、
システム面でも実験的な試みのなされた作品でした。


14)黒の断章


・・・クトゥルー、P&C式、アボガドパワーズ
クトゥルーでP&C式で、ストーリー重視で、
この時期らしい作品でしたね。


13)ロマンスは剣の輝き


・・・FT、SRPG、フェアリーテール
キャラ良し、グラフィック良しで、更にゲームとして遊べて、
個人的にはとても好きな作品でした。


12)バーチャコール2


・・・恋愛、ノベル、フェアリーテール
『同級生2』とはまた違う、もう一つの恋愛ゲーの形。
熱烈なファンも多かった作品でした。


11)黒の剣 Blade of The Darkness


・・・FT、RPG、フォスター
アダルトゲームのRPGは、ゲーム機のRPGよりも、
どうしても技術的に劣りがちなものですが、
SFCのRPGを完全に超えた作品でした。
また、マイナーな名作の代名詞でもありましたね。

<総括>


1995年のアダルトゲームとなると、
やっぱり外せないのは『同級生2』なのでしょう。
今のアダルトゲームにはヒロインとの恋愛は必須であり、
恋愛ゲーが圧倒的な割合を占めています。
しかし、元々アダルトゲームがそうだったわけではありません。
恋愛ゲーム元年とも言われ、
恋愛ゲームが増え始めたのが95年であり、
そのきっかけとなったのが『同級生2』でした。
また、萌えという概念をアダルトゲームに根付かせたのも、
『同級生2』でした。
さらに、アダルトゲームは発売日にその大半が売れ、
数か月後にはほとんど売れなくなるという短命な存在であり、
その傾向は今も変わりません。
その中で、一年を通じて売れ続けた『同級生2』は、
それだけで怪物でしたし、
グッズとの連携等、各方面に与えた影響も絶大でした。
私個人の評価はかなり低めになっておりますが、
その後のアダルトゲームに与えた影響という意味では、
最も偉大な作品なのかもしれません。

その『同級生2』の存在だけでも凄い年なのですが、
95年は他にも一杯優れた作品がありました。
11位から20位くらいに限ると、
アイデス(カクテル、フェアリーテール、FMC)無双
といった印象すらありますしね。
また、調教SLG等、この年に生まれたジャンルもありました。
上位20本ほどであれば、
96年にも多様なジャンルの大作があります。
しかし、発売タイトル全体でみると、
96年は恋愛ゲームが圧倒的多数になってしまいます。
97年以降は尚更です。
そうすると、アダルトゲームの歴史において、
最も多様性があったのは、この95年だと言えるのでしょう。

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 黒の断章、懐かしいタイトルですね。
95年ということは神宮寺三郎シリーズのFCシリーズ最終作時の過ぎ行くままには発売していても
96年の未完のルポや98年の夢の終わりに発売前の作品だったのかとあらためて。

当時を今更ながら思い返すと
95年は年明けの同級生2~8月発売遺作までの間の7月に本作黒の断章が発売されていて
パッケージは購入したもののプレイすることなくSS版発売まで未プレイのままだった覚えが。
96年未完のルポで探偵ゲープレイ熱が再発して98年の夢の終わりまでの間にSS版(黒の断章)が発売されて購入。
コンシューマゲーに劣らないどころかBGMや声優のキャスティング&収録のクオリティの高さには驚かされました。

殺人事件ものサスペンスかと思いきや海外へ舞台を変え徐々に人知外の未知を探るシナリオへ。
山本弘『ラプラスの魔』で国内クトゥルフものには触れておりTRPGも数度セッション済みでしたが
あの存在と間近にわたりあいある程度知覚してしまっても狂気せずにいられた数少ない探偵主人公なのかもしれませんね。
現状国内クトゥルフRPGは一部界隈ではパニックホラー化してますが
なにか恐ろしいものが存在していてそれをそれとなく知覚しすこしづつ理解し自分はおろか周囲の人生さえも狂わされる恐怖
ADVとしてはともかくシナリオはよくできていた作品だと思います。

黒の断章は、ゲーム性にシビアなところがあって、それが難点ではありましたが、シナリオは良くできていましたね。

95年は、黒の断章にEVEに神谷右京に猟奇の檻にと、全然方向性の異なる探偵ものの名作が多かった年だったと思いますね。

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