『怪奇! ドリル男の恐怖』

『怪奇! ドリル男の恐怖』

『怪奇! ドリル男の恐怖』は1999年にWIN用として、
TETRATECHから発売されました。

ドリルは男のロマンである・・・かはさておき、
制作者の愛の詰まった作品でしたね。



<概要>


雪乃、葉月、彩花の3姉妹は、
楽しい旅行の途中で道に迷ってしまった。
目的のペンションは見つからず、
日も落ち始め、雨まで降ってきた。
そこへ、渡りに船のように現れた洋館。
古びた外観に抵抗を感じなくもないが、
いっ時の雨宿りと扉を叩く。
館内に人影は無く、カビ臭い空気が鼻をつく。
だが、危険はないと判断した彼女たちは、
無防備にも雨にぬれた服を着替え始めた。
…これから起こる、恐ろしい惨劇のことなど、
彼女たちには知る由は無かった。

商品紹介・・・インパクト抜群のチープなタイトルと共に、
ゲーム史上に名を刻んだ怪作がいよいよDL版で登場だ!
プレイヤーは3姉妹を操作しつつ、謎の館を探索。
隠された秘密を暴き、無事脱出するのが目的となる。
3姉妹の誰を操作するか選ぶことで、
物語は大きく変化していくぞ。
そして、彼女たちの探索を妨害してくるのが
ドリル男のリンガリンガ。
超科学の産物であるリンガリンガは、
か弱い少女たちには撃退不可能。
出会ったら、物陰に隠れてやり過ごすか、
ひたすら逃げ延びるのみ。
リンガリンガに捕まった場合、
ヒロインは服を一回破かれてしまう。
その後捕まるたびに徐々に服を剥かれ、
4回目に攻撃されるとゲームオーバーに!
ポイントはここで惨殺されるわけではく、
リンガリンガに凌辱されてしまうということ。
本作は、スムーズにゲームを進めると、
ほんとんどエッシーンは拝めない。
あえて仕掛けられたトラップに嵌ったり、
リンガリンガに捕まったりすることで、
続々と凌辱シーンが展開していく。
ゲームオーバーになっても、その場で再開できるので、
悪魔のような心で3姉妹を窮地に落すプレイを
安心して楽しむことができる。
また、館の中には何故かナース服、バニースーツ、巫女、
メイド服等が隠されており、
手に入れれば着替えることができる。
これはリンガリンガから受けたダメージを
回復させる意味合いがあるが、
同時にコスプレのエッチシーンへの引き金ともなる。
一見ホラー作品にみえて、
妙な雰囲気のユーモアを随所に差し込んでくる本作は、
普通のゲームに飽きてきた人に是非遊んで欲しい怪作だ。

※裏技情報:逃げ場がない場合、
時には「マウスを激しく左右に振る」ことで
逃げることもできる

<感想>


記事を書いたつもりでいましたが、
「レトロゲーのおすすめ」という記事内で扱っただけで、
個別の記事は書いていなかったようでして。

本作はDMMでDL版が購入できるのですが、
なんかそのDMMの紹介を見たら、
他の作品以上に妙に気合が入って紹介されているようなので、
上記のとおりそのまま転載させていただきました。
・・・DMMの中の人、本作の大ファンなのでしょうか?

さて、本作は大雑把に言えば逃げ回るゲームなんだけれど、
全体の雰囲気を端的に表現すると、
奇ゲーとか、快作という表現がぴったりなのかなと。
ADVとしてゲーム性を有しつつ、
他とも被らないオンリーワンな作品なので、
絵が大丈夫なら今でも楽しめる作品です。
読むだけのADVに飽きた人には、
ぜひともやってみてもらいたい作品の一つですね。

それにしても、昔はよく、
ドリルは男のロマンと聞きましたが、
最近はあまり耳にしないように思います。
これ、どうなんでしょうね。
最近の若い人とか、ドリルは男のロマンと言われて、
ピンと来ないのではないでしょうか。
この辺は、他の人の意見も聞いてみたいところでもあります。

<オマケ>


さて、TETRATECHといえば、何と言ってもオマケですよね。
ブランドデビュー作には、23㎝のフィギュアが付属していて、
当時かなり話題になりましたし。
ゲームが主なのか、フィギュアが主なのか、
ちょっと判断しにくいような、
それくらい豪華な特典でした。

フィギュアの特典は、確か2作目までで終了し、
その後なくなってしまいます。
そのため、本作にもフィギュアは付属しませんが、
その代わりに別のオマケが付属していました。

っていうか、そもそもパッケージからして違うんですよね。
なんていうか、昔の、昭和時代の、
プラモの箱みたいなパッケージなのです。
その中に、特典としてメンコが9枚入っています。
『怪奇! ドリル男の恐怖』と聞いて、
何かそそられるような世代、
ドリルが男のロマンと言われて、
何の違和感もなく受け入れられてしまう世代、
そんな人たちにとっては、
一見すると、しょぼく見えるようなプラモの箱も、
子供時代の思い出の象徴の一つであり、
メンコもまた、当時が懐かしくなる一品と言えるでしょう。
・・・対象年齢、何歳だこれw

上記のとおり、本作は、
年齢が上の人ほど楽しめる作品でしょうし、
他方で、若い人でも、
昔の雰囲気を味わってみることはできるでしょう。
何よりも、特定の枠に縛られることなく、
こういうエロゲの幅を広げる作品があっても良いと思うし、
ゲームの中身だけでなく、パッケージ全体を通じて、
一つの作品を作りあげるという姿勢自体、
購入した人に心から楽しんでもらおうという姿勢が見て取れ、
非常に好印象といえます。

<総合>


チープな雰囲気の漂う奇ゲーではありますが、
一風変わった作品をやりたい人には、
ぜひプレイしてもらいたいですね。

上記のとおりDL版もあるので、
プレイするだけなら、そちらでも構わないのですが、
できればオリジナルのパッケージ版を購入して、
特典を含めたトータルで楽しんでもらえればなと思います。
このパッケージを手にしただけでも、
制作者の作品に対する気持ちが伝わってくると思いますし、
単純に持っているだけでも、
満足感を得られる作品だと思いますからね。

ランク:B-(良作)



DL版


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