『First Step! 「キミに向かって歩いて行けたら…」』

『First Step! 「キミに向かって歩いて行けたら…」』

『First Step! 「キミに向かって歩いて行けたら…」』は、
1997年にWIN用として、Bunny Pro. から発売されました。

キャラデザと一枚絵は非常に良かったのですけどね・・・

fstep11.png

<概要>


ゲームジャンルはADVになり、
当時多かった、移動先を選択するタイプになります。

内容としては、これまた当時既に人気ジャンルだった、
恋愛ものになります。

<感想>


さて、このゲーム、巷の評価は決して高くないどころか、
ぶっちゃけ酷評されているのしか見たことないですし、
私も良い作品だったと褒めるつもりもありません。
なので、今更ここで取り上げる必要があるのかと、
そんなことを考えたりもするのですが、
良くも悪くも記憶に残る作品ではあるのですよ。
なので、ふと記事として残しておくことにしました。

本作の良いところは、グラフィックとキャラデザですね。
初めて雑誌で見かけたとき、凄く可愛いなと思ったものでした。
まだPC98とWIN用が併存し、
WIN用は急激に色数を増やしたせいで、
無駄に濃い塗りの作品も多い中、
この作品は単純に可愛く塗れているなと思ったものです。
また、雑誌で見た一枚絵の構図に、妙に惹かれたのですよ。
お風呂に入っているシーンとか、他にもいろいろありますが、
一枚のCGを見ているだけで、どういう場面か想像できますし、
想像したくなってくるものがあったんですね。
入浴シーンの一枚絵を見ているだけで、先が気になり、
本作に対する興味が膨れ上がっていったのを、
今でも覚えています。

エロゲの一枚絵は、今は昔とは比べ物にならないくらい、
解像度も上がり使える色数も増えています。
しかしながら、そのCGだけを見て、
いつどこで誰が何をしようとしているのかがわからない、
想像すらもできない作品が増えているように思います。
そのため私は、今のエロゲのグラフィック水準は、
一時期より下がっていると考えているくらいです。
本作は、今から20年前の作品になります。
当然ながら、当時は最先端で綺麗だったCGも、
今では綺麗とはいえないのでしょう。
しかし、一枚絵の構図ってのは、時代が変われど不変であり、
今の最先端の作品のCGよりも、
私は本作の方が好きな場合もあるくらいです。

かように良い点もある作品なのですが、
問題はそれ以外の部分なんですね。
本作はヒロインを追いかけることになるのですが、
一部キャラは本当になかなか出会えないし、
プレイ時間に比してイベントが少なく、
内容がスカスカなのです。
それでも、プレイが快適にできて、リトライがしやすければ、
あまり気にならなかったかもしれません。
しかし本作は、綺麗なグラフィックの代償からか、
非常に動作が重かったのです。
私のPCがポンコツだったというのもあるかもしれませんが、
確か当時の先端のPCでも、結構重かったはずです。
何度も繰り返すことを前提とした作品であるにもかかわらず、
動作が重くて再プレイしにくい作りなわけですからね、
酷評されるのも仕方ないのでしょうね。

<総合>


総合では凡作としておきます。

もっとも、グラフィックは良作以上であり、
逆に内容は駄作クラスという極端な作品です。
間をとりつつ、発売までは夢を見られたこともあって、
それで凡作としたわけですし、
決して特徴がないための凡作ではないので、
そういう意味では、良くも悪くも印象深い作品ではありました。

ランク:D(凡作)



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