『じゃりん子チエ ばくだん娘の幸せさがし』

『じゃりん子チエ ばくだん娘の幸せさがし』

『じゃりん子チエ ばくだん娘の幸せさがし』は、
1988年にファミコン用として、コナミから発売されました。

原作の雰囲気を良く再現できた作品でしたね。



<概要>


ゲームジャンルはコマンド選択式ADVになります。

全3章で構成されており、
1章はチエちゃん、2章は小鉄、
3章はテツが主人公となります。

<感想>


トラのふんどし ヒグマのパッチ
ムカデのハブラシ ぶらさげて
チャブスやまで ドンコつり
エテコがまねして あかっぱじ~

今の若い人は知らないかもしれないけれど、
『じゃりん子チエ』という作品があり、
私は非常に大好きでした。
よく考えると家庭環境は最悪に近いものがあるし、
周囲はヤクザだの無職だの、
ろくでもない連中ばかりですが、
全体としてはとても人情味あふれる内容が、
大好きだったのです。

原作である漫画は、1978年から1997年の、
約20年にかけて連載されていました。
単行本もいつか集めたいと思いつつも、
量が多いこともあり、なかなか集めるに至らなかったのですが、
近所の古本屋である程度揃えられることができたのを機に、
全部集めることができたんですよね。

また、TVアニメ化もされていて、
1期が1981年~1983年まで、
2期が1991年~1992年まで放送されていました。
私が『じゃりん子チエ』を知ったのも、元々はアニメであり、
再放送を含めて何度も見たものです。
まぁ、2期は関西限定の放送であり、
私は1期放送時は関西に住んでいたものの、
2期放送時は関東に住んでいたので、
2期を見ることができたのは、大分後なんですけどね。
アニメ版は、声優も豪華でした。
テツ役の西川のりおを始めとして、
本当にはまり役が多かったです。
とても中毒性のあるアニメなので、
知らない人には今からでも見てほしいものですね。

さて、本作は、その『じゃりん子チエ』を、
ゲーム化したものになります。
ファミコンでの表現という制約の中、
グラフィックをはじめとして、
原作の雰囲気がとても良く再現されていました。

また本作は、ゲームデザインというか、
画面表示も変わっていました。
テキストは縦書きであり、
テキスト欄は画面下部だったり上部だったり、
場面に応じて変わります。
グラフィックを縦に表示した方が良い場面では、
テキスト欄も縦に表示されますし、
固定観念にとらわれずに自由に表示していましたね。
こういう姿勢は、
今のノベルゲーとかに欠けている部分でもあるので、
見習ってほしいものです。

他にも、物語の展開に応じて、ミニゲームもありました。
必要なところに必要なものを入れるということで、
ミニゲームを入れること自体は大いに賛成です。
ただ、本作の場合は、そのミニゲームが難しかったので、
かえってマイナスの印象を抱かれかねず、
その点はもったいなかったです。

<総合>


漫画やアニメがあっての本作なので、
その分は評価が伸びにくくなってしまいますし、
難易度が高いなどのマイナス要素もあるのですが、
それを考慮しても良作と言えるのでしょう。

まぁ本作をプレイするということよりも、
じゃりん子チエという存在自体を知らなかった人には、
まずアニメ又は漫画を見ることをおすすめしたいですね。

ランク:B-(良作)









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じゃりン子チエは今年になって初めてアニメに触れましたが、大好きな作品です。

自分は関西出身ではないので、最初こそ強烈な関西のノリに抵抗がありましたが、だんだんとハマっていって、今では大好きになりました。

第1期のOPは思わず口ずさむほど好きですね。作中でテツが歌ってて、チエちゃんが「あいつメチャクチャな歌歌っとる」って言ってたのは笑いましたw

今回紹介されたファミコンのゲームもやってみたいです。ちょこっと動画を見ましたが、ドット絵で雰囲気を良く再現できてますね。

> じゃりン子チエは今年になって初めてアニメに触れましたが、大好きな作品です。

そうだったんですね。
スルメのような味わいのある作品で、
とても中毒性がありますからね。
何年おきかに、時々見たくなると思いますね。

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