アダルトゲーム ベスト10 1994年 (その他)

アダルトゲーム ベスト10 1994年 (その他)

今回は番外編。

1994年のアダルトゲームのベスト10に入る前に、
惜しくも圏外となったけれど、
知っておいてもらいたい特徴のある作品などを挙げておきます。

<1994年 圏外>


野々村病院の人々
野々村病院の人々

・・・推理、ノベル系ADV、シルキーズ
この時期、シルキーズ(エルフ)は、
何本ものマルチストーリーマルチエンドADVを発売しています。
そのため、アダルトゲーム史という観点からは、
本作に特に大きな意味はありません。
しかし、セガサターンの最も勢いのあった頃に、
18歳以上推奨作品ということで本作が発売され、
PCは持っていないけどエロに興味があるという人から、
大きな注目を浴びることになりました。
かように発売時期に恵まれた感もありますが、結果的に、
トータルでは20万本以上のセールスを記録しました。
この数字は、18歳以上推奨のゲーム機の作品の中では、
現在でも最多となっております。
そういう意味では、知名度自体は非常に高いでしょうし、
アダルトゲームの認知度を高める観点からは、
大きな役割を担った作品といえるのでしょうね。


あにまーじゃんX
あにまーじゃんX

・・・麻雀、ADV+麻雀、ソニア
ADV要素のある麻雀ゲーが結構あったというのも、
PC98時代の一つの特徴といえるでしょう。
特にソニアの作品の場合、得意とするアニメーションも加わり、
ADV+麻雀+アニメーションとして、
他のアダルトゲームとは異なる方向性の作品となっていました。
シリーズ作品はいくつかありますが、
キャラが好みということもあり、個人的にはこの作品が印象深いです。


Satyr (サティア)
PC-9801 3.5インチソフト サティア

・・・FT、育成SLG、アーヴォリオ
一般PCゲーでは、90年代前半から、
育成SLGがブームとなっていました。
しかし、アダルトゲームでの普及は比較的遅く、
94年の本作辺りからとなるのでしょう。
なお、95年以降は、育成SLGの亜種で、
なおかつ、よりアダルトゲームらしい、
調教SLGが流行っていくわけでして。
そういう意味では、アダルトゲームにおける育成SLGというのは、
94年ならではの光景といえるのかもしれません。


Libido7
PC-9801 3.5インチソフトリビドー7

・・・レズ、ノベル系ADV、リビドー
エロゲなんだからエロが大事に決まっているだろ・・・
ということを主張する人はよくみかけます。
一見すると、極めて自然なことを言っているように見えますが、
エロゲ自体が正式名称ではないですし、
加えて、アダルトゲームの歴史からみると、
エロありきという構造は、
実は当たり前のことではなかったりするわけでして。
エロだけを重視した作品というのは、
オカズウェアとして発売された本作や、
『ここは楽園荘』が発売されたことで、
そこから増え始めたものなんですよね。
そういう意味では、本作もまた、
94年を象徴する作品の一つといえるのでしょう。


ネクロノミコン
ネクロノミコン

・・・ホラー、P&C式ADV、ハードカバー
私自身は、特にクトゥルーが好きというわけではないですが、
PC98後期には、結構クトゥルー作品が増えたように思います。
本作はそのクトゥルー作品の先駆けといえるのでしょう。


マリンズ ~ガイロムの封印~
マリンズ

・・・FT、PZL、ハーベスト
ADVやRPGやSLGとかに目がいきがちですが、
PC98時代はわりとPZLとかも多かったわけでして。
その中でも、ゲームとして遊べて、
キャラも可愛いなどの理由から、
本作はとても良くできていましたね。


JONASON 「傀儡の舞」
JONASON「傀儡の舞」

・・・ミステリー、P&C式ADV、Xyz
ゲーム開始直後から最初の10分くらいに限定するならば、
アダルトゲーム史上最高傑作と個人的に思っているのが、
この作品でして。
リアルタイムなP&C式ということで、
非常に面白かったです。
これで最後までそのテンションだったならば、
凄い作品になっていたんでしょうね。


サークルメイト
サークルメイト

・・・ミステリー、コマンド選択式ADV、ボンびぃボンボン
94年は、冒頭から生首が出てくる作品が、
少なくとも2本は存在します。
本作は、その中の一本ですね。
PC98後期には、陰惨な雰囲気の作品が増えますが、
そういうのが増え始めたのも、94年ころだったと思いますし、
94年らしい作品といえるのでしょう。


壮陽佳肴 (ツォンヤンジャーヤオ)
PC-9801 3.5インチソフト 壮陽桂肴

・・・FT、コマンド選択式ADV、スタジオみるく
頭のおかしい作品ですねw
スタジオみるくの作品は、どれも方向性が異なるし、
一般受けはしにくいのかもしれませんが、
どれも個性的な作品ばかりでした。
非常に通好みなブランドといえるのかもしれません。
私自身は、特に高い評価をしているわけではありませんが、
エロゲのおすすめと聞かれて、
このブランドの作品の名を挙げる人がいたら、
あぁこの人は良く分かっている人なんだなと思いますね。


怪傑NIKKI
怪傑NIKKI

・・・SF、P&C式ADV、アンジェ
アンジェの作品は、どれも小粒なんだけれど、
ゲームデザインに凝った作品が多いわけでして。
本作も他では見かけないデザインであり、
オンリーワンな魅力を持った作品でした。
アンジェは、PC98後期から少し迷走しだすので、
面白いと思えた作品は、この作品頃までですかね。

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