アダルトゲーム ベスト10 1988年(補記)

アダルトゲーム ベスト10 1988年(補記)

アダルトゲーム ベスト10 1988年(補記)

88年のアダルトゲームのまとめみたいなものと、
個人的な思い出など。

<一般ゲー>


非アクション系に関しては、
88年で一気に面白くなった印象がありまして。
今でこそ私は、アクション系をほとんどプレイしませんが、
この頃はむしろアクション系の方が好きでしたからね。
ACT以外にも面白いジャンルが一杯あるのだと、
本格的に認識しだしたのは、今振り返ってみると、
この年くらいからかもしれませんね。

そして、そう思うようになった要因としては、
ファミコンの非アクション系の発展が挙げられると思います。
例えば、SLG・TBL関係では、『キャプテン翼』や、
『桃太郎電鉄』とかがありましたし、
RPGでは『ドラクエ3』が発売されていますしね。

ADVに関しては、『ファミ探』などにより、
コンシューマーでも少しずつ普及してきましたが、
先端となると、やっぱりPCゲーの方が、
数段階先に進んでいたと思います。
前年からの流れを受け、
演出重視では『スナッチャー』や『サイオブレード』等があり、
ノベルゲームに関しても、
ゲームブック路線の『ザキングオブシカゴ』に、
小説路線のノベルウェアシリーズがありましたからね。

<アダルトゲーム>


そのため、88年のアダルトゲームも、
前年からは確実に進化しているものの、
相対的には一般ゲーほどの伸びでなかったというケースも、
それなりに多かったのかなと。

それでもまぁ、幾つかは凄いなって作品があったわけで、
前回の記事のような内容になりました。
特にADVにおける『リップスティックアドベンチャー』と、
RPGにおける『カオスエンジェルズ』は、
ぜひとも知っておきたいところだと思います。

あらためてベスト10を見てみると、
意外とノベルゲー率が結構高いですね。
86年はほとんどコマンド入力式でした。
87年はほとんどコマンド選択式でした。
そして88年はノベルゲーが多くなっていると。

もっとも、この変遷は、意味合いが異なっていまして。
86年から87年の変遷は、
純粋に作品数に占める割合の変化に伴うものです。
つまり86年はコマンド入力式が主だったけれど、
87年はコマンド選択式が主になり、
その変動に伴ってランキングでもコマンド選択式が増えたと。

88年は、主であるジャンルとなると、
コマンド選択式のままだと思います。
コマンド選択式ADVが多数派というのは、
90年代半ばまで続きますし。
ただ88年には、数こそ少ないものの、ノベルゲーが進化し、
それでいて、このジャンルは、
ゲーム機などではまだ存在しなかったため、
競合が少なく珍しかったと言えます。
今でも、90年代に入るまでノベルゲーがなかったと、
そう勘違いしている人も多くいるくらいなので、
それだけ珍しかったとも言えるわけですね。
他方で、コマンド選択式は、一般PCゲーでもゲーム機でも、
いろいろ優れた作品がありますので、
競合する作品が多いのです。
だから余程インパクトのある作品でないと、
相対的に印象に残りにくいわけですね。
結果として、作品数に占める多数派がコマンド選択式であっても、
この年のアダルトゲームで印象的なのとなると、
ノベルゲーが相対的に浮かんでくるわけですね。

なお、この後のアダルトゲーム市場は、
高難度路線にシフトしていきますし、
その影響もあって90年頃から、
ノベルゲーム自体が激減してしまいます。
そのため、ノベルゲーが目立ったというのも、
80年代という枠組みの中では、
この年ならではの珍しい傾向と言えるように思いますね。

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