『超昂神騎エクシール』

『超昂神騎エクシール』

『超昂神騎エクシール』は2017年にWIN用として、
アリスソフトから発売されました。

9年ぶりとなる、シリーズ3作目になります。



<概要>


あらすじ・・・時は現代。
魔王の生まれかわりであり、
エロゲライターを目指す主人公『央堂継彦』は、
人間の学生として生活しながら、
魔王としての覚醒・世界支配の時を待っていた。
しかし待ちに待った覚醒当日、
魔王誅滅の命を受けた神騎『エクシール』に襲われる。
なんとか逃走するも腹心の部下である悪魔『ベゼル』の裏切りに遭い、
『色欲の力』以外の魔力を奪われてしまう。
そして、悪魔の計略により、エクシールは地上で孤立。
継彦は魔王を倒しに来たエクシールと共闘し、
ベゼルが率いる悪魔軍団『ウォーグリム』と戦うことになる。
強力な悪魔に勝利するため、エクシールに力を与える手段は、
主人公が持つ『色欲』の力を利用した、
『導魔( ※いわゆるエッチ)』のみ。
敵対関係にある魔王(主人公)と神騎(ヒロイン)が
共闘&共同生活の果てに迎える結末は、勝利か、それとも……!?

<感想>


シリーズ前作が発売されたのが、約9年前ですか。
自分がブログを始めた年なので、もうそんなに経つのですね。
2002年のエスカレイヤーは記憶に残っているものの、
正直なところ、前作はもうほとんど記憶に残っていません。
まぁ、私が変身ヒロインものに、
特に強い興味があるわけでもないことも関係しているのでしょう。

さて、シリーズ3作目となる本作ですが、
シリーズ間につながりはないので、
本作からのプレイで問題ありません。

私は、シナリオゲー・ヌキゲーという二分論は嫌いなので、
そういう意味でのヌキゲーという言葉はあまり使いません。
ただ、それでもあえて分類するならば、エロ重視である本作は、
ヌキゲーに分類されることになるのでしょう。
私がヌキゲーという言葉を嫌う理由の一つとして、
ゼロ年代以降、エロ重視・特化の作品は、
マニアックなシチュの描写等にだけ力を入れるようになり、
ストーリー性やキャラ性を、
なおざりにするようになったことが挙げられます。

私は、エロ特化・重視の作品自体は好むところですが、
知らない人のエロを見せられても・・・というタイプでして。
しっかりとストーリーやキャラが描写され、
そのヒロインに対する思い入れが深まったところで、
そのヒロインの濃いエロがみたいのです。
その観点からは、ゼロ年代以降のヌキゲーは90年代とかと比べると、
退化しているとしか言えなかったのです。

本作は、悪役の存在も含め、
全体のストーリーもわりとしっかりと描いています。
ヌキゲーと言えども、最低限のストーリー性は欲しいと思うような、
私のようなタイプであるならば、
本作は楽しめる可能性は高いでしょう。
ただ、一番肝心のメインヒロインに関しては、
本作は少し薄いのかなとは思いますので、
その辺がちょっと微妙ではありますけれど。

それにしても、なんか今年は、
こういう感想を幾つか書いているように思います。
つまりヌキゲーと分類されるほどエロ重視ではあるけれど、
全体のストーリーも手を抜いていないという作品ですね。
これはこれで、今年の一つの傾向なんですかね。
ダーク系作品の復活といい、
90年代にあったのにゼロ年代に入って廃れたものが、
今年は少しずつ復活してきているようにも思います。
ゲームの多様性という観点からも、それは良いことだと言えます。

他方で、本作の場合、
エロのシチュ自体はマニアックなのもあるのですが、
バリエーションに乏しかったり、鬼畜なものが減ったり、
怪人を活かしたものが少なかったりするわけでして。
また、単純にボリュームも、前作より少ない気もしますし。
そうなると、この手のジャンルが好きな人で、
なおかつシチュ重視の人が一番求めているものが、
本作では弱いという結論になります。
そのため、全然もの足りないという印象を抱く人も、
一定数以上出てくることも当然予想されるといえます。

<総合>


全体の作りとしては、十分に水準以上と言えるでしょう。
ただ、これといって大きな特徴もないことから、
総合では佳作としておきます。

あとは、好みですね。
上記のとおり、変身ヒロインの様々なHを求めていると、
どうしても満足度が低くなってしまうと思いますから。
どっちかというと、特に変身ヒロインに思い入れのない人の方が、
素直に楽しめるかもしれませんね。
こだわりのある人ほど不満が出そうなので、
玄人向けではないと思います。

それにしても、このような内容になったのも、
もう変身ヒロインのネタに尽きたからとも考えられるわけでして。
それならば、そろそろダークロウズ2でも作ってくれないかなと、
個人的には、次の新作はそっち系でお願いしたいものです。

ランク:C(佳作)



DL版



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