『SPLASH3』

『SPLASH3』

『SPLASH3』は、1990年にPC88用として、
ZEAL SOFTから発売されました。

音楽の印象的な作品でしたね。
っていうか、結局最後はどうなったんですか?

SPLASH301.png

<概要>


ゲームジャンルはノベル系ADVになります。

本作はPC88用の同人作品になります。
ZEAL SOFTは音楽系のソフトを出したり、
SPLASHシリーズという同人ADVを出したりしていました。
SPLASHシリーズは確か50円だか100円だかで発売されていて、
漫画よりも安く買うことができました。

<サウンド>


元々サウンドに強いサークルということもあってか、
本作も起動した瞬間、そしてそのサウンドが耳に入った瞬間に、
思わず期待したくなるくらい、良かったです。

ちなみに、本作の製作者は、
後に田中ブラザーズの『S.A4』のシナリオと、
サウンドも担当しています。
シナリオ兼サウンドとなると、今ではkeyの麻枝さんとかいますが、
昔はあまり見かけなかったように思うので、
珍しい組み合わせのようにも思います。

<感想>


本作は、最後で製作者自身がADVっぽくならなかったというように、
当時のいわゆるADV(コマンド選択式)っぽくはありません。
時々選択肢は出てくるものの、
基本的に読み進めるだけの作品でもあり、
今の基準で判断するならば、
ノベルゲームとして扱われるであろう作品になります。

本作の主人公は社会人であり、確か保険会社の社員だったかな。
その主人公が、ある時、公園で一人の女性と出会い、
そして彼女のことが気になってしまいます。
SPLASH302.png

その女性は17歳くらいにしか見えないのですが、
主人公の会社と保険契約をしたことがあると言ったことから、
主人公が会社に戻ってから調べて計算してみると、
その女性は60歳以上になってしまうことに。
近所のおばさんらによれば、全然老けないとのこと。
さらに情報を集めると、彼女には旦那さんがいたのですが、
ミイラ化するという謎の変死を遂げており、
どうやら彼女が殺したのではという噂もあるわけでして。
そこで主人公は真相を突き止めようと動き出します。

最初は純愛ゲーなのかなと思ったら、
だんだんミステリーっぽくなっていき、
昭和21年だかの過去に遡るということで、
SFっぽくもなっていきます。
SFっぽくなってきたところで、
人によっては合わないかもなとは思うものの、
次がどうなるんだろうと気になり、
一気に読んだ作品でした。
まぁ、結局は完結しないで、続編に持ち越しということなのですが、
続編って出たんですかね?
結末知っている人がいたら、教えて欲しいです。

<総合>


未完なんでね、どうにも評価しにくい作品ではあるのですが、
価格が非常に安い作品ですし、
未完でも十分すぎるくらい楽しめた作品だと思います。

なんかの記事でも書いたと思いますが、
この頃はPCにおける商業のノベルゲーが激減しており、
ノベルゲーをやりたければ同人ゲーを探せって時期でしたし、
その方が良い作品にも巡り合えた時代でした。
(ちなみに、弟切草が92年なので、家庭用ゲーム機では、
ノベルゲーがまだなかった時期ですね。)

ランク:B-(良作)


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