『催眠委員長』

『催眠委員長』

『催眠委員長』は2016年にWIN用として、
includeから発売されました。

おくとぱすさんがシナリオを手がける催眠ものになります。

催眠委員長 dl

<概要>


ゲームジャンルはノベル系ADVになります。

あらすじ・・・
努力して地元どころか、全国でも有名な進学校である
麟祥(りんしょう)学園に入ることができた主人公。
ただ、周りには自分よりも優秀な人間があつまっていた。
少しずつ落ちこぼれていく主人公。
そんな中、良い勉強方法があるよ、と教えてもらったのは
「自己催眠術」だった。
詳しく調べていくウチに、他人にもかけられることに気付き、
自分を高いところから見おろしている学生会長・久保田彩陽、
目の敵にして注意してくる風紀委員委員長、
在澤文香に催眠術をかけ、「エロい行為」を率先し、
新しく作られたルールを守る学「性」会会長として、
学園の風紀を守るための「『風俗』委員長」へと変えていく。

<感想>


ライターのおくとぱすさんの作品を知らない人が、
もし本作の紹介だけを見たならば、
いわゆるヌキゲーであるとか、
H重視な作品のように感じるかもしれません。
そう思ってプレイすると、おもいのほかストーリーが面白いぞと、
先が気になってプレイしてしまうことでしょう。

逆におくとぱすさんの作品を知っている人であれば、
いつも通り安定したシナリオで今回も楽しめますとさえ言えば、
それで伝わってしまうように思います。
まぁ、おくとぱすさんの作品でも、最近は微妙なのも増えていただけに、
純粋に先が気になって読み込んでしまった作品となると、
案外久しぶりなのかなと思ったりも。
そう考えるとシナリオに関しては、
近年の氏の作品の中でも良い方に入るのではないでしょうか。
(普段、面倒なので説明していないですが、
言葉を使い分けているのは分かりますよね。
ヌキゲーとしか思っていない人には、
そのストーリー性の高さで驚かすことができると。
他方で本作は、ストーリー自体はいつものおくとぱす作品と、
あまり変わりはないわけでして。
特に新しいこともやっていないですし。
だからいつもよりストーリーが良いわけではないのだけれど、
それでも読みふけってしまったのは、
テキストの描写がいつもより良かったということなのでしょう)

上記の点では良かった本作ですが、
気になった点が二つほどありました。

一つ目は、ヒロインの属性が似ていることです。
一人目のヒロインをプレイしている時には楽しかったのですが、
ヒロインがどちらも真面目な優等生タイプであることから、
ストーリーの幅が狭くなり、二人目のプレイの面白さが減ってしまいます。
本作はミドルプライスの作品であり、
ヒロインも二人しかいないわけですから、
もう少し異なった属性のヒロインの方が良かったように思います。

二つ目は、グラフィックですね。
催眠をかけるエフェクトとか無駄に凝っていて、
最初はまだ良いとしても、途中から邪魔になっています。
それでいて、立ち絵のないキャラがいたりしますので、
背景だけで進行するという寂しい場面も多いです。
ミドルプライスでコストカットしたかったのかもしれませんが、
もう少し見た目で楽しめるようにしてほしかったですね。

<総合>


細かい部分で不満もありますし、
特に目新しい部分があるわけでもないのですが、
おくとぱすさんの作品で久しぶりにシナリオが面白かったのでね。
これはこれで楽しかったです。

ランク:C(佳作)



DL版
催眠委員長 dl

関連するタグ WIN /ADV /ノベル系 /


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