『A Profile ア・プロフィール』

『A Profile ア・プロフィール』

『A Profile ア・プロフィール』は2005年にWIN用として、
AKABEi SOFTから発売されました。

ヒューマンドラマならいけると思ったのだけれど・・・



<概要>


ゲームジャンルはノベル系ADVになります。

あらすじ・・・(リメイク版のもの)
――人には四つの窓があるの。
真夏の熱気にやられたのか、物好きなお嬢様がそう言った。
傷ついていた義理の妹は、いまではわがままな甘えん坊に育って、
幼馴染のオモロナイ少女は、人知れず夜の歓楽街に消えていく。
陸上競技場の青空と、薄汚れたストリート。
実らない一途な想いと、実らせない兄妹愛。
少女たちの横顔は、少年の瞳にはどのように映るのだろう。
A profile――少年少女の、易しく真っ直ぐな物語。

<感想>


車輪とかのライターの、同人時代の作品になります。
このライターに関しては、テキストは楽しめるのですが、
どうにもいろいろ引っかかる部分がありまして。
それで作品に対する評価としては、酷評するケースが多いです。
ただ、致命的に駄目な部分があるから総合としては悪くなっても、
単純なヒューマンドラマだったら楽しめたかもという感想は抱いており、
そのくせ本作はプレイしていなかったものですから、
もしかしたらこれなら楽しめるかもと思ったのが、
何年も経ってからプレイしたきっかけでした。

広い意味では恋愛ゲーというか、感動ゲーというか、
そういう類になるのでしょう。
オリジナル版はシナリオが2本あり、
現在出ている完全版では3本になります。
必ずしも各シナリオ間で設定が徹底されているわけでもないので、
相互が補完し合うというよりも、
それぞれ別のシナリオを読むという感じでしょうか。

さて、下手に凝った設定をせず、純粋に人間関係を描いてくれたなら、
それなら楽しめるのではと期待したのですが、
どうも期待外れだったようでして。
仕掛けというか、伏線ありきのような作品で、
それにキャラが縛られ過ぎて、
キャラにリアリティや魅力を感じないのです。
他の作品では垣間見ることのできたシナリオ(テキスト)の魅力も、
今作からはあまり感じられません。

また、狂った価値観とか、本来は好きな要素なのですが、
本作の場合は単なる矛盾した挙動にしか見えないというか、
とても薄っぺらいのです。
無駄な要素はあるわりに、描かれるべきところは薄く、
ご都合主義な展開もあり、
ストーリーとしての一貫性も全く感じられません。

伏線という点でプロットの一部は評価しうるものの、
ヒロインの設定などで違和感というか、
ライターの社会常識の欠如をやっぱり疑いたくなってしまいます。
まぁ、自分が中学生だったら気にならなかったのでしょうが。

それと、CGもかなり見劣りします。
同人なら、まぁ仕方ないかという面もありますが、
結構酷いです。

<総合>


う~ん、完全に信者向けだな~
何かしら良いところを見つけようと思ったのだけれど、
久しぶりに酷いのに出くわした感じ。
まぁ、伏線さえ良ければOKという人ならば、
もしかしたら楽しめるかなとは思いますが。
個人的には、かなり残念な作品でした。

ランク:E(駄作)



A Profile ア・プロフィール dl

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