<備忘録> 2006年のエロゲ その5

<備忘録> 2006年のエロゲ その5

2006年のエロゲを振り返る5回目になります。

今回はストーリーについてと思ったのだけれど、
女性向け作品の話だけで力尽きてしまった。

<女性向けゲーム>


2006年は、以前書いた人妻もののように、
特定のジャンルについては非常に豊作ともなりえた年で、
その一つとして、女性向けゲームの良作も多かったように思う。

女性向けと言っても、大きく分けると2種類の方向性がある。
一つはBL路線であり、一つは乙女ゲー路線である。

BLゲーに関しては、もちろん今でもたまに凄いのが出てくるけれど、
数の豊富さなども加味して考えた場合、
やっぱりゼロ年代前半が一番勢いがあったように思う。
それ以降は、下降していく中で、たまに凄いのが出てくると。

他方で、乙女ゲーの歴史はBLゲーよりも浅くて、
ようやくまともに楽しめるような作品が出てきたのが、
2006年くらいのように思うわけで。
つまり、ここから上昇していくと。

したがって2006年というのは、片や下降傾向、
片や上昇傾向という違いはあるものの、
両方の路線において良作が揃った最初の年とも言えるわけで、
そういう意味においては記念すべき年と言えるのかもしれない。

あとは、エロありきだった男性向けエロゲとは異なり、
女性向けエロゲの場合、完全なエロ重視というのは歴史が浅い。
この年は女性向けでエロ重視が目立ったという意味でも、
印象深い年と言えるのではなかろうか。

以下、幾つか個人的に印象深かった作品を。

まずは乙女ゲー。

『夢をもう一度』
・・・賛否分かれうる内容で、濃い故に人を選ぶのも仕方ないけれど、
個人的にはかなり好きだった。
少なくとも現在の男性向けエロゲでは、
こういう作品は体験できない。




『月ノ光 太陽ノ影』
今現在でいうならば、『蝶の毒 華の鎖』でも有名な丸木文華の作品で、
アロマリエのデビュー作。
ボリューム不足が難点だけれども、アダルトな乙女ゲーらしさを表現した、
シナリオもエロもどっちも優れた作品だった。
濃い作品ではあるけれど、上記の作品よりはこっちの方が、
おそらく万人受けすると思うので、入門用にもおすすめ。




次に、BLゲーの方。

『Laughter Land』
初期のBLゲーの傑作として名高い『神無ノ鳥』。
プレミアで手に入らない時期も結構長かった。
その『神無ノ鳥』のライターである長野和泉さんが手掛けた、
ストーリー重視の作品。
題材的に男性向けでも見かけることもあるので、
それで個人的な評価は少し辛めになっているけれど、読ませる作品であり、
いわゆるシナリオゲーが好きならば、おすすめの作品。




『みらくるのーとん』
面白いBLゲーを探していた時、やたら名前を見かけた印象が。
それだけ、好きな人が多いんだろうね。
プレイして、最初はその理由が分からなかったのだけれど、
女性向けで、これだけエロが豊富で、コメディ性の高い作品はなく、
女性向けの中では当時はかなり異質の存在だったといえ、
だからこそ人気も高いのだろう。




『メサイア』
自分の記事を読み返したけれど、何か妙に辛口だな。
まぁ、この年で吸血鬼ネタってのは、余程のことが無い限り、
前提としてそれだけでマイナス評価になりかねないからなぁ・・・
私と同じ位のゲーム経験のある人なら同じ様な評価に落ち着きそうだけど、
そうでない場合は、まずもっと良い印象を受けるのではないかと。
シナリオ重視って作品は、えてしてそれ以外に魅力がないので、
肝心のシナリオが駄目だとかなり厳しい評価になってしまう。
たとえ某所で話題になっていても、
私は凡作・駄作扱いって作品も結構あるし。
そう考えると本作は、シナリオ重視なのにシナリオが駄目と思っても、
それでも佳作と判断したくなるほどの作品とも言えるわけで。
絵やエロやシステムは良いのだから、シナリオが楽しめた人だと、
かなり満足度は高くなるのかなと。



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