<日記> 1987年のエロゲ、ベイビーステップ

<日記> 1987年のエロゲ、ベイビーステップ

テニス漫画って、ほとんど読まないのだけれど、
今は『ベイビーステップ』にはまっています。

87年のエロゲは、各分野で突出した作品が出てきたのだけれど、
突出した作品のない分野でもいろいろ出始めており、
多様化した年だったと言えるのでしょうね。

<ベイビーステップ>


ベイビーステップ

あらすじ・・・小学生のときから、成績はずっとオールA!
几帳面でマジメな“エーちゃん”は、
高校進学を機に軽~い気持ちでテニススクールに通い始める。
そこで、ちょっぴりいい加減!?でも、テニスに懸ける情熱だけはマジメな
美少女“ナツ”と出会い、テニスの魅力に取りつかれて人生激変!!


2007年からマガジンで連載が始まり、後にアニメ化もされた作品。
たぶんかなり有名なのだろうけれど、
何故だか無自覚の内にずっとスルーしていて、
2015年まで知りませんでした。
いや、名前は聞いたことはあったのだろうけれど、
何故か興味が持てなかったんですよね。
題材がテニスだったからでしょうか。
そんなわけで読むのが非常に遅かったのだけれど、
読み始めたら凄く面白かったです。
自分の場合、いわゆる少年漫画特有の熱血根性路線があまり好きでなく、
そういう熱血系主人公がいても、
冷静に考えるタイプの脇役がいれば、そちらの方に魅力を感じがちでして。
本作の主人公はそういう意味では少年漫画の主人公らしいタイプではなく、
あれこれ考えて工夫するタイプなのです。
そのため、自分には凄く相性の良い主人公なんですよね。
もっと早く読んでおけば良かったなと思ったものでした。

ベイビーステップ


<1987年のエロゲ>


1987年のアダルトゲームの歴史の記事を加筆修正しました。
アダルトゲームの歴史 1987年 その1
アダルトゲームの歴史 1987年 その2

主に形式面を修正しつつも、一定の視点から内容面も補足してあります。

87年については、読み返してみたら結構構成がバラバラだったので、
もう一度構成し直しました。
そのため、挙げられた作品に変動はないものの、
文章自体は結構書き直しています。

85年の軽井沢誘拐案内を別枠として考えるならば、
アダルトゲームで初めて傑作と判断したのが『アマゾネスの秘宝』。
もっとも、プレイしたのは結構後だったし、
少し偏見も入っていたので、最初は低く評価していましたが。
でもこれ、プレイしてみないと分かんないけれど、良く出来てるんだよね。

ゲーム性って観点からはアマゾネスの秘宝なんだけれど、
ストーリーとなると、やっぱ『殺しのドレス』。
蛭田さんがシナリオを担当したって言われているけれど、
そうでなかったとしても、面白いものは面白いわけで。

もっとも、この辺の評価の仕方というか、捉え方とかは、
人によって異なってくるのかもしれません。
私なんかは90年代の作品の方が好きだから、
後の作品を頂点に据えて考えてしまうし、
そうなるとこの時期のストーリー重視作品に対しては、
ストーリーゲーの先駆けとなったくらいの説明になってしまいます。
『殺しのドレス』を知識でしか知らない人なんかも、
この頃にストーリーでも楽しめるような作品が出てきたとか、
精々その程度の印象しか抱かないでしょう。
でも、この作品をベストに選ぶ人もいるんですよね。
そうすると、頂点がここにくるわけです。
まぁ、ここを頂点に据えるか否かはともかくとしても、
そう捉える人が出てくるくらいの作品が出てきたことは事実なのであり、
この年に出てきたストーリー重視作品の存在は、
決して軽視できないように思います。

余談になるけれど、80年代のストーリーゲーを熱く語る人を、
これまでにも何人か見てきましたからね。
だからこそ、葉鍵以前にストーリー重視の作品はないなんて言われると、
なんかカチンとくるんですよね。

それと、グラフィックは『悪女伝説2』。
もはや説明不要かと思えるような、オーパーツのごとき作品。

・・・という感じで、各分野で優れた作品が出てきたのが87年で、
以前の記事では大体そんなところで終わっていたと思います。

ただね、そこでもう一度考え直しました。
87年は、面白いノベルゲーとか面白いRPGはなかったのですが、
面白いか否かなんてのは、私の評価でしかないんですよね。
私の評価を抜きに客観的に考えるならば、
87年はエロゲ初のRPGが出てきた年ですし、
ノベルゲーの数が増えてジャンルとして確立したとも言えます。
そういうのも含めて考えるならば、
87年はエロゲが多様化した年だったと言えるように思うのです。

エロゲの歴史に関する記事を見た場合、
既に先人が書いているものもあることから、
85年くらいまでは皆結構詳しく書くのですよ。
だけど、どれもこれもそこで力尽きていて、
80年代後半、特に86年とか87年がほとんどスルーされています。
88年に『カオスエンジェルズ』が発売された、
89年にエルフやアリスが誕生したとか、その程度のばかりですし。
でも、実際にどんな作品があったかをきちんと調べれば、
この時期が凄く大事な時期だったと分かるはずです。
極論を言うならば、85年までのエロゲ史なんてどうでもいいのですよ。
エロゲの元祖は何かなんてのも、どうでもいい。
そもそも当時に18禁という概念自体ない以上、
論者が勝手にこれはエロゲだと言っているにすぎない前提があり、
その上で85年までのエロゲと今日のエロゲはある意味断絶しているのだから。
むしろこの時期のエロゲを掘り下げることで、
私は今に続くエロゲ文化を理解できると思うんですよね。

関連するタグ 


面影レイルバック   美少女万華鏡 -罪と罰の少女-  鬼と花妻
カテゴリ「その他・雑記」内の前後の記事





管理者にだけ表示を許可する

トラックバック http://advgamer.blog.fc2.com/tb.php/3059-68e07058
| ホームへ戻る |