『大正×対称アリス epilogue』

『大正×対称アリス epilogue』

『大正×対称アリス epilogue』は2015年にWIN用として、
Primulaから発売されました。

シリーズ4作目にして、完結編になります。

大正×対称アリス epilogue

<概要>


ゲームジャンルはノベル系ADVになります。

あらすじ・・・アリス編
貴方は気がつくと、何もない真っ暗な世界を彷徨っていました。
貴方には記憶がありません。
自分が何者なのかも、名前すらも分かりません。
真っ黒な世界に一人ぼっちの貴方は、
不安と淋しさで胸がいっぱいになりました。
そんな時、貴方の目の前に一人の少年が現れました。
輝く金色の髪に美しい碧眼を持つ少年は
一人ぼっちの貴方に手を差し伸べてくれました。
彼は貴方のことを「ありす」と呼びかけました。
何も知らない貴方のことを知っている彼に名前を尋ねてみるものの、
何故か答えてくれません。
それどころか、彼は貴方の手を離し、突然走り出してしまいました。
「待って!」 追いかける貴方に彼は言いました。
「教えて欲しければ、僕を捕まえてみろ!」
そうして、彼は水晶の鏡を通り抜けていきました。
彼を追って、貴方も鏡を通り抜けると、
そこは全てがあべこべな世界でした。
鏡の国では、性別が逆転した童話のキャラクターが
貴方を『ヒロイン』として迎えます。
戸惑う貴方の前に再び金髪の少年が現れ、
貴方を嘲笑うかの様に次々と鏡を通り抜けていきます。
果たして、この物語の行く末はどうなってしまうのでしょう?

<感想>


大正×対称アリスシリーズも、遂に本作で完結。
気合を入れて書こうかとも思ったし、実際に面白くもあったのだけれど、
グラフィックとか大体の傾向は前作同様ですからね。
実のところ、あまり書くこともなかったり。

ストーリーに関しても、真相は前作で分っていますので、
今作で特に何か新しい驚きがあったというわけでもないですし。
どちらかと言うと今作は、
既に出そろった状況から、誰しもが納得できるようなラストへと、
しっかり纏めてきたという印象の作品でした。

このシリーズは、例えばCGとかも綺麗ではあるものの、
枚数が少なく大きなポイント足りえないわけでして。
他にもゲームデザインとかにも工夫はないですし、
ストーリーやキャラを除いて他の部分だけで考えたならば、
特に大きな特徴はない作品とも言えるのでしょう。
従って私の基準では、本来は点の伸びにくい作品でもありますが、
それでも最終的に名作と判断しているのは、
ストーリー・キャラ・シナリオという部分で、
点数をほとんど稼いだからです。

ストーリー・キャラ・シナリオが優れたノベルゲーって、
本当に最近は出会うことが少ないです。
だからこそ、本作は余計にも別格に見えてきます。

<総合>


既に3回も書いているから、今回は短くても構わないですかね。
とりあえず言えるのは、まず1をプレイして欲しいということと、
3までプレイした人ならば、本作は間違いなく楽しめるということです。

それと、これまでにも書いているのだけれど、
私はノベルゲーの分割販売は基本的に好きではありません。
漫画やラノベと違って、完結を待ち続けることなく、
一気に最後まで見られるのがノベルゲーの良いところであり、
分割により待たされるのは本末転倒ですからね。
しかし、あくまでも完結の目処が立たない分割が嫌いというだけであり、
最初から分割で、完結編の発売時期もハッキリしていて、
その分だけ価格も抑えられていて、
しかも年内に全部終わるのであれば、
これはこれでありだなと思ったものでした。
各作品はロープライスですし、
もし自分と合わないと思ったならば1巻で止めることもできるので、
ユーザーにも優しいと言えますしね。
そうなると、こういう販売方法は今後増えていくことも予想できます。

最後に、本シリーズの販売方法からは、
リアルタイムでプレイできたかでも印象が変わりうるのでしょう。
私にとっての2015年は『大正×対称アリス』の年であり、
一年を通じてリアルタイムでこの作品をプレイすることができたのは、
個人的にも本当に幸運だったと思います。

ランク:A(名作)

大正×対称アリス epilogue

大正×対称アリス epilogue 限定版

関連するタグ WIN /ADV /ノベル系 /


月影のシミュラクル   緋のない所に烟は立たない  いつまでも僕だけのママのままでいて
カテゴリ「2015」内の前後の記事





管理者にだけ表示を許可する

トラックバック http://advgamer.blog.fc2.com/tb.php/3033-99fc5a55
| ホームへ戻る |