『PULSE』

『PULSE』

『PULSE』は2005年にWIN用として、
クレナイブックから発売されました。

クレナイブックのシェアウェアの一作目になります。

PULSE dl

<概要>


主人公、飯塚夕哉の体験する
奇妙で切ない恋愛ストーリーを4本収録。
クラスメイトの野口とも。
姉の飯塚朝霞。
『旅人』のエル。
『正体不明』、虹橋黒。
それぞれにHシーンも収録。
楽しくて悲しくて酷く狂っている奇妙な物語。
■総プレイ時間 5時間ほど
■イベントCGは17+差分

<感想>


ゲームジャンルはノベル系ADVになります。

内容的にはヒロインらの恋愛を描きつつも、
次第に謎が謎を呼び、舞台も壮大なものになっていくと。
そして最後は、その世界の謎に迫っていくわけですね。

こういう作品って、昔は結構好きな人も多かったんですけどね。
それこそ、シナリオ重視とか言い出す人には好まれそうだし。
発売は2005年なのですが、
更に10年早ければ伝説にもなりえたかもしれないし、
せめて5年早ければ、もう少し話題にもなっていたでしょうに。
まぁでも、過去の人気作があったからこそ、
この年になってこうした作品が出てきたのかもしれませんが。

傾向的に後発の作品であっても、
プラスアルファなり何なりがあるならば、
そこに独自性を見出すことは可能なのでしょう。
本作は少ないボリュームの中で、ある程度纏め上げた点は良いのだけれど、
本作ならではの独自性を表現するにはボリュームが足りなかったかなと。
その辺に物足りなさを感じてしまいました。

<総合>


私の評価するポイントとずれているので、
総合では佳作ってところでしょうか。

本作は音声もないし、ゲーム性もないし、
グラフィックが良いわけでもないし、
ボリュームがあるわけでもありません。
エロが濃いわけでもないですしね。
しっかりと最後まで書ききったというのでもないので、
ストーリーが良いとも言い切れないのでしょう。
ハッキリ言って、個人的には好きとは言えない作品ではあります。

しかしライターの文章は比較的良いと思いますし、
シナリオ・テキスト重視で、
なおかつ曖昧な点を考察することが好きな人ならば、
そしてそういう人は昔は少なからずいたのですが、
そういう人なら高得点もありえるのかなと。

つまり私個人の評価は決して高くないですが、
異なる基準を持っている人には評価されうる作品だと思うわけでして。
具体的にはシナリオ重視で考察好きって人が本作を未プレイであるとか、
或いは存在を知らなかったというのであれば、
それはアンテナの張り方を誤っているのであり、
本作をプレイしてみる価値があるように思いますね。

ランク:C-(佳作)

PULSE dl

関連するタグ WIN /ADV /ノベル系 /


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