『失われた未来を求めて』

『失われた未来を求めて』

『失われた未来を求めて』は2010年にWIN用として、
TRUMPLEから発売されました。

グラフィックの綺麗な作品でしたね。

失われた未来を求めて

<概要>


ゲームジャンルはノベル系のADVになります。

あらすじ・・・
21世紀の初めの、秋の内浜地区。
内浜学園は歴代最高潮の盛り上がりを見せていた。
執行部を中心に開催される、各文化会最大の見せ場・総合学会。
それは新校舎建設とともに、廃校が決まった旧校舎での最後のお祭りだった。
当然、各文化学会の会長たちをはじめ、
学生たちは総力をあげてこの最後の文化祭を成功へと導こうとしていた。
何度も賞を取っている美術会の展覧会、吹奏楽会総出演の大公演会、
植物遺伝子の組み換えで実績のある生物学会。
実力ある学会が参戦の名乗りをあげる度に、士気は高まっていく。
そして――その士気の高さは
主人公・秋山奏が所属する『天文学会』への期待へとつながった。

<グラフィック>


この作品の一番の特徴となると、それはやっぱりグラフィックなのでしょう。

キャラが可愛い作品は他にもあるし、その点での良し悪しなんてのは、
結局は個々人の好み次第なのだと思います。
他方で立ち絵の動きとかを重視するのであれば、
また違った作品の名も出てくるかもしれません。

しかし一枚の絵の美しさ、そしてキャラだけでなく、
背景や塗りなども含めた全体で語るならば、
とにかく2010年のアダルトゲームの中では、
最高と言えるくらいに綺麗な作品でした。

それでいて、本作には目パチ口パクもあります。
労力のわりに驚かれなくなったからとの理由で使われなくなった部分だけに、
地味でもこういうところにも力を割いているのは好印象です。

ただ、できればイベントCGでも、この機能が欲しかったなと。
盛り上がるはずのイベント部分で通常時より動かないと、
盛り上がることもできなくなりますから。

考え方は人によって異なるのでしょうが、
私自身はシナリオだけが突出している作品が名作扱いされるならば、
絵だけが突出している作品も名作扱いされて然るべきと考えます。
だからイベントCGまで完璧なら、
本作もそれだけで名作になりえたかもしれないだけに、
ちょっと勿体なく思ってしまいます。

<感想・総合>


ストーリーはSFものにもなるのだろうけれど、
何かあんまり記憶に残っていないような。
印象の薄い話でしたね。
ここが嫌とかって毛嫌いされる要素もないのだろうけれど、
全体的に薄いって感じで。
壮大なはずなのに空虚みたいな。
もう少し中身があれば、また違った印象にもなったでしょうに。

ただ、絵の「綺麗さ」という点ではこの年の最高とも言える作品ですし、
雰囲気にはまれれば結構楽しめるのかなと。
また2010年のグラフィック水準を知るという観点でも、
今でも意味がありそうですし。
とりあえず目の保養でもするかといった感じで、
深く考えずプレイする方が良いのでしょうね。
絵が良いだけに、何とも勿体ない作品でした。

ランク:C(佳作)

失われた未来を求めて



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