『エルフィーナ ~淫夜へと売られた王国で…~』

『エルフィーナ ~淫夜へと売られた王国で…~』

『エルフィーナ ~淫夜へと売られた王国で…~』は2002年にWIN用として、
アイルから発売されました。

アイル版の姫調教作品になります。

エルフィーナ dl

<概要>


ジャンルはノベル系のADVになります。

あらすじ・・・
湖に面した美しい国、フィール公国…。
その平穏は、近隣の大国ヴァルドランドの侵攻によって終わりを迎えた。
陥落したフィラン城の王座…。
フィール公国公女エルフィーナの前で、
ヴァルドランド王子ヴァイスが布令を読み上げる。
「生き残った男は全てヴァルドランド本国に連行。
残りの住人、つまり女性には、
この国を訪れる者に対し‘奉仕’する義務を課す」
…そしてその日から、旧フィール公国は国全体が奉仕国家となった…。
ヴァイスとクオンの2人の視点を通して物語を進めていき、
ゲームは調教風AVGなのでパラメーター調節といった要素はなく、
調教を重ねていくと
行為のバリエーションが増えていくというシステムを採用。
姫君や侍女をさまざまな方法で調教可能で、
キャラによって調教内容が変化する。

<感想>


個人的な好みの話になりますが、
昔からお姫様を調教する作品が好きなものでして。
最近は調教ゲー自体が少なくなっていますが、
90年代後半にはお姫様を調教するゲームが、
結構いろんなブランドから発売されていました。
当時はそれほど意識もしていなかったのですが、
今振り返るとプチブームみたいなのが来ていたと言えるのかもしれませんね。
本作は2002年の発売ですので、そのプチブームの中で考えるならば、
かなり後期の作品と言えるのでしょう。

お姫様を調教すると言っても、
それは物語のジャンルが調教ということであり、
ゲームジャンルは一つに限られるものではありません。
90年代後半ならば調教SLGとなったのでしょうが、
90年代半ばから繁栄した調教SLGは次第に勢いをなくし、
調教ゲームもSLGからADVへと主流が代わっていきます。
そうした時代の流れを反映してか、本作も調教ADVとなっています。
そうですね、お姫様調教ものというプチブームの中で考えるならば、
大半が調教SLGでしたので、調教ADVとして出された本作は、
その点でやや独自性を発揮できたとは言えるのかもしれません。
もっともすっかりヘタレた今では
気軽に遊べるADVの方が楽しめそうですが、
発売当時はまだ高難度のSLGも一杯プレイしていた時期だっただけに、
どうしてもゲームとしてのもの足りなさを感じてしまったものです。

ストーリーに関しては、予想外に凝っていたなと。
他所のこの手の作品だと、特に最近であればあるほど、
調教というエロだけの作品が多いのですが、
本作はそうではなくて、ストーリーでも楽しめる作品になっていました。
ストーリーとエロの両立を図ろうとする辺りは、
アイルの意地のようなものを感じましたね。

それと、本作は調教ものであると同時に寝取られモノでもありまして。
多くのキャラが何らかの形で寝取られに関係しているので、
寝取られ好きなら更に楽しめると思います。

ただ、基本的に話は暗めですし、
本作には主人公が二人いて、それぞれの視点から物語が進行しますので、
お姫様調教と関係ない部分も結構あるのです。
だからストーリー性も求める人には良いのですが、
逆にエロだけを求める人には、
ストーリー性の存在が邪魔になるかもしれません。

まぁ、私はエロだけを求めるのではなく、
ストーリーとエロの両立を求めるタイプです。
だから本作のような姿勢は基本的には好むところなのですが、
ここが本作では問題でもあるのかな・・・
つまりストーリーと調教部分が微妙に分断されていて、
どっちも中途半端な印象になってしまいました。
良いストーリーと良いエロをただ並べても、
必ずしも面白くなるとは限らないわけで、
あらためてストーリーとエロの両立の難しさを感じたものでした。

<総合>


今はともかくとして、アイルも一時期は非常に勢いのあったブランドですし、
本作はまだ勢いの残っていた時期の作品だけに、
調教・NTRが好きな人なら、まず普通には楽しめるでしょう。

ただ、手堅く遊べる一方で、課題も残った作品でした。
つまりは良いストーリーや良いエロという良い素材は用意できたのだけれど、
それらの融合という調理の部分がイマイチだったことから、
結果として本作ならではの特徴になりえたかもしれない部分を消し去り、
そのためにコアユーザーには特徴の薄く見える作品でもありまして。
それで作品としては、少しもの足りなさも残ってしまったのは残念でした。

ランク:C-(佳作)

ダウンロード版
エルフィーナ dl

関連するタグ WIN /ADV /ノベル系 /


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