『痴漢の極み』

『痴漢の極み』

『痴漢の極み』は2015年にWIN用として、
ベルゼブブから発売されました。

久しぶりの本格痴漢ゲーということで期待したのですが、
印象に残ったのは売り方の方でしたね。

痴漢の極み dl

<概要>


最初に断っておく。
痴漢は犯罪だ。悪だ。
どんな信念や、お題目を並べても、そいつが真実でござる。
刑法第174条・公然わいせつ罪。
刑法第234条・威力業務妨害。
刑法208条・暴行罪。
これが、悪徳に対する刑罰であり、事実であり、この法治国家のルールだ。
乗車待ちの列よりも後方、俺の斜め前、3歩の距離に女子校生が立っている。
むせ返る夏の暑さと、サラリーマンの熱気の中で、
一人涼しげなセーラー服だ。
大きな瞳と上品な顔立ち。
胸のあたりは、大きすぎず、第二次成長曲線を表した、
味わい深いラインをしている。
俺は、これから、この世間知らずのお嬢様に、痴漢をする。

<感想>


痴漢ゲーというと、昔のインターハートの影響が大きいのか、
やっぱりお触りゲーこそが王道だなと思うわけで。
でも、そもそも痴漢ゲー自体が減少している上に、
更に商業の場合だとジャンルがノベルゲーになっていることが多く、
お触りゲーが非常に貴重な存在になってきています。
そうした事情もあり、通常は同人ゲーは発売されてから存在を知るのですが、
この作品に関しては発売前から存在を知っていたし、
期待していたものでした。

とはいうものの、実際にプレイしてみると、
中身はスカスカで非常に味気ないし、
バグもいろいろあったりという未完成な内容でした。
同人にしては強気な価格設定でしたが、
良い作品を作ったのだから仕方ないのだと言えれば良かったのだけれど、
過去の実績があるから高くても売れるだろみたいな、
少なくとも内容が伴った作品とは言えない出来でしたね。

むしろ印象に残ったのは、売り方なのかもしれません。
早期購入をすれば、割引で安く買えます。
だから皆、とりあえず手に取ってみてくださいと。
結果としては未完成だったのだけれど、
レビューが増えれば更新していきますと言われると、
レビューする人も増えるでしょう。
そしてDLsiteなどは良いことを書かないと掲載してもらえないですからね、
必然的に褒めた内容のレビューが大量に増え、
未プレイの知らない人からすると、
褒めたレビューがこんなに一杯あるのだから、
面白いのではないかと勘違いしてしまうと。
そうすると釣られた一見さんが更に増えるわけですから、
非常にウマウマな連鎖と言えるのでしょう。

<総合>


ゲームとしてはつまらなかったし、
商業ブランドではこうはいかないでしょうから、
現状の制度を利用した同人ならではなのでしょうが、
それでも商売の方法としては良く考えたよなと思うわけでして。

そういう意味では少し感心してしまったところもあるのだけれど、
何か今年は盛大にステマした同人ゲーが空前のヒットを飛ばしたり、
妙に商売っ気を感じた年だったなと。

同人ゲーって、採算度外視で作者が作りたいものを作り、
そこに作者の魂を感じることができ、魅力があったはずなんですけどね。
同人エロゲも利益主義に染まっていくのかなと、
何か今年は同人エロゲへの興味が薄れていった年でしたね。

ランク:E(駄作)

痴漢の極み dl

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