『Princess Frontier』

『Princess Frontier』

『Princess Frontier』は2008年にWIN用として、
AXLから発売されました。

田舎を舞台にし雰囲気の良い作品だったのですが・・・

Princess Frontier

<概要>


ゲームジャンルはノベル系ADVになります。

あらすじ・・・全ての始まりは、騎士任官式典パーティーの夜――
王国の若き騎士候補生、リュウ・ドナルベインは、式典の真っ最中、
王侯貴族の集う席上で階段に躓いてしまう。
派手にすっ転んで姫様を巻き込んで倒れてしまい、
公衆の面前で恥ずかしい姿を晒すことに。
死を命じられてもおかしくない大失態。騎士道不覚悟の不敬罪。
幸か不幸か、無礼討ちという最悪の事態は免れたものの……
リュウ・ドナルベインの転落人生は、ここから始まるのである。
そんな彼に下された辞令は、辺境の村で国境警備隊の新任隊長になること。
誰の目から見ても左遷。地理上の任地を見ても文字通りの左遷。

彼の任地は、想像を遥かに超えた田舎村。
アクの強い仲間たちと送る、ファンタジックな田舎生活。
次々に巻き起こる、トラブルとアクシデント。
能天気で平和な、でも本人たちは必死な。
そんなドタバタ辺境物語が、始まろうとしていた。

<感想>


主人公が田舎に飛ばされて、そこの住人らとの交流を深めていく。
現代の孤島を舞台にした過去作に対し、
本作では舞台がファンタジー世界に変わってはいるけれど、
大雑把な設定はライターの過去作と同様とも言えるわけで、
まぁこういう系統の作品が好きなんだろうなと。

雰囲気の良さやキャラとの掛け合いの楽しさはライターの持ち味であり、
本作でも十分に発揮されています。
だからプレイ開始からしばらくの間は楽しめるのです。

ただ、良くも悪くも田舎でゼロから人間関係を構築していくという、
その点だけを手をかえ品をかえやっているようなものでして。
医者として派遣された作品では医療の設定が活かされていなかったけれど、
本作はファンタジー世界を舞台にしつつ、
ファンタジーの悪い部分に甘えなかった点は好感が持てるものの、
他方でファンタジー世界の設定を活かしてはいないんですよね。
だから表面をかえても、どんな世界でも成り立ってしまいそうなのです。
途中まで読んでいて楽しくはあったけれど、
ストーリーとしては駄目ということなのでしょう。

<総合>


『波の間に間に』とかと比べると、
いかにもな萌えキャラのいる本作の方が一般受けはしそうなのだけれど、
個人的にはあっちの方がキャラは好きだったわけで。

舞台は変われどやっていることに大差がない分、
作品への印象が薄いものになってしまった感じですね。
決して悪い作品ではないのだけれど、
あえてやるまでもなかったかなという作品でした。

それと、個々の展開や反応が型にハマっている傾向がありますからね。
最初から合わないなと思った場合は、
最後までまず合わないままなのでしょう。
問題は私のようなパターンですね。
即ち最初は面白いと思えていたのに、
型にハマったような流れに飽きてしまうタイプ。
この場合は、本作のライターの作品が初めてならば、
比較的長く楽しめるかと思います。
私も過去作をプレイしていなければ、
佳作くらいには感じたかもしれませんからね。

逆に最初は楽しめた人の場合、その後もパターンとして楽しめるのなら、
最後まで楽しめる可能性は高いと思います。
そういう意味では、非常に手堅いとも言えるのかもしれませんね。

ランク:D-(凡作)

Princess Frontier

ダウンロード版
PrincessFrontier リニューアルパッケージ dl

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