痴漢専用車両2 ~報復の恥辱電車~

痴漢専用車両2 ~報復の恥辱電車~

『痴漢専用車両2 ~報復の恥辱電車~』は2009年にWIN用として、
Frillから発売されました。

シリーズ第2弾。
シナリオでも楽しめる、良質な痴漢ものでした。

痴漢専用車両2

<概要>


ゲームジャンルはノベル系ADVになります。

前作から一年――。
主人公・志岐匠は当局に逮捕され、拘束される。
告発したのは、彼自身、顔も名前も知らぬ女子学生だった。
「痴漢冤罪」――。
虚偽の証言の前では、そのテクニックも通用せず、
なすすべなく拘留されてしまう。
すべてを失った彼は、暗い復讐心を燃え上がらせる。
再び痴漢奴隷を手中にし、『痴漢専用車両』を再開させる――。
そう心に決め、自分を陥れた女子学生や、
刃向かう女どもを追いつめていく。

<感想>


タイトル通り、痴漢ものになります。
一応続編で主人公も一緒ですし、前作のヒロインの1人も再登場します。
なので前作を知っていると楽しみは増えるのですが、
如何せん内容が痴漢ですからね。
前作を知らなかったとしても、特に問題はないと思います。

ジャンルはノベル系のADVで、
痴漢ものとしてはちょっと前までは少数派でしたが、
最近は多数派になっているのでしょうか。
昔は痴漢ゲーと言えばおさわりタイプだったのですが、
今ではほとんど見かけなくなりましたから。
個人的にはおさわりタイプの方が好きなのですが、
シナリオさえ良ければ、これはこれでありなのでしょう。

まぁ、ゲームとしてはおさわりによる楽しみはないのですが、
本作ではキャラの服装を透けさせることができますので、
そういうシステム的な遊び心は良いと思いますね。

さて、ストーリーはプロの痴漢である主人公が、
痴漢の冤罪で捕まるという何とも皮肉な展開から始まり、
そこから復讐を誓うことになります。
主人公は何気に格好良いですし、
強気なヒロインらが次々に堕ちていく姿は爽快でした。

堕とした後は皆で共有するか自分だけのものにするかを選べるわけで、
自分だけのものにすれば個別ルートとして、最後は皆ボテ腹になります。
この辺はボテ腹好きとしては嬉しかったですね。

今回は個人的にわりとツボな設定も多かったのですが、
そのアクの強さが逆に人を選ぶのかもしれないなとも思ったわけでして。
例えば上記のボテ腹なんかも、好き嫌いが分かれますよね。
また父と娘や母と息子といった、近親相姦要素もあります。
近親物好きとしてはこれらのシチュは興奮できたのですが、
苦手な人は注意が必要でしょうね。

他にも、母と子というところでお気付きでしょうが、
外見は若いながらも熟女が登場します。
しかも、ポジション的にラスボスっぽい位置にあるわけでして。
熟女好きな私はこれまたツボなものの、
当然苦手な人もいるでしょうしね。

他にも巨乳率が高いとか強気の女性が多いという特徴もありますし、
ヒロインやシチュが意外と偏っているように思うわけでして。
かように、好きな人は好きなんだけれど、
苦手としそうな人もいるという意味で、
若干人を選ぶのかもしれませんね。
痴漢という言葉が前面に出てきてはいるのですが、
合う合わないを分けるのは案外こういう部分のように思います。

まぁ、私は好きな要素ばかりなんで良かったですけどね。
ただ、ここは自分でも意外だったのですが、
気弱で貧乳で前座的なポジションという、
一番自分の好みと離れていそうなヒロインが、
何気に一番良い味を出していたように思います。
最初のおどおどした様子と堕ちた後のギャップ。
それに言葉の端々に感じさせられる「女」の姿が、
実に生々しかったわけでして。
本作をプレイしていて一番印象深かったのもそこであり、
また新しい発見ができたようで新鮮でしたね。

さて、痴漢ものとしてはある意味最重要項目かもしれませんが、
グラフィックもまた非常に良かったです。
特に本作は女性の下着にもこだわりがあって、
痴漢していても毎日下着が変わるのですよ。
これによりリアリティも格段に増しますし、
痴漢の楽しみも増すというものです。
そういうわけで実用性重視のゲームとしては、
かなり満足度の高い仕上がりになっているように感じました。

しかし、若干気になる点もあるわけでして。
本作は痴漢モノではあるものの、
実はあまり痴漢行為の比重が高くなかったりします。
後半は輪姦属性の高い人の方が楽しめそうですしね。
加えて各キャラの属性や性癖にも幅がないために、
ストーリーというゲームの縦軸には優れた作品なのですが、
各ヒロイン間のバランスや属性などの横軸という観点からは、
意外と狭い作品に感じてしまいました。
そういうこともあって、痴漢モノとしてのこだわりみたいなのを、
本作から感じることができなかったのです。
実用性は非常に高い作品だとは思いますが、
何かしらの層に圧倒的に支持されるような個性がないわけですね。

<総合>


良く出来ていて主観的にもお気に入りの作品ではあるものの、
総合では良作ってところでしょうか。

ストーリーやグラフィックや多くの面では、
確実に前作より進化しています。
しかし横軸の幅の広さや痴漢へのこだわりが前作より物足りないわけで、
実用性や総合力で判断すれば本作の方が上なのでしょうが、
痴漢ものにこだわる人は前作の方が楽しめるかもしれません。
両者の良い面が合わさっていれば、おそらく名作だったでしょう。
そう考えるとちょっとだけ勿体無かった作品でしたね。

まぁ本作が発売された頃までは、
何だかんだで痴漢ゲーの良作が発売されていました。
しかしふと振り返ってみて、
本作以後に本作より面白い痴漢ゲーに出会った記憶がありません。
そう考えると、本作は面白かったのだなと再認識しますし、
何だか懐かしくなってきます。
また良質な痴漢ゲーが増えれば良いのですけどね。

ランク:B(良作)

※現在は本作のHDリマスター版が発売されています。
そして「痴漢専用車両2HDリマスター」には、
「椎名美優の痴態専用学園」という、
外伝のHDリマスター版も同梱されていますので、お得になっています。

痴漢専用車両2HDリマスター

ダウンロード版
痴漢専用車両2

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