『ミステリー事件簿:マダム・フェイトのカーニバル』

『ミステリー事件簿:マダム・フェイトのカーニバル』

『ミステリー事件簿:マダム・フェイトのカーニバル』は、
2013年にWIN用として、Big Fish Gamesから発売されました。

オリジナルは『Mystery Case Files: Fate's Carnival』であり、
本作はその日本語版になります。

ミステリー事件簿:マダム・フェイトのカーニバル

<概要>


商品紹介は以下の通り。

再び英国に戻った捜査官が人里離れた田舎道で車を走らせていると、
付近で異常現象が発生したとの情報が入った。
着いた先は以前にも訪れたことのあるマダム・フェイトのカーニバルだった。
だが、カーニバルの様子がおかしい…
そこは暗く不気味な場所と化していたのだ。
驚く捜査官の前に死んだはずのマダム・フェイトの霊が現れ、
過去からの呪いが襲うという予言と愛猫イシスの霊を残して消えた。
カーニバルに入ると馴染みの団員たちが大変なことになっていた!
いったい誰の仕業なのか?
マダム・フェイトの残した謎めいた予言の意味とは?
団員たちを生命の危機から救い、運命を変えよう!

<感想>


カジュアルゲームの初期の頃から続き、
HOGにおける代表的なシリーズと言っても過言ではない、
ミステリー事件簿(MCF)シリーズ。
凄く大雑把な印象ですが、カジュアルゲームの同系統の作品中では、
国内でも最もファンの多いシリーズかもですね。
そのミステリー事件簿シリーズも今作で10作目。
今回から製作会社は変更されましたが、
以前よりも進化し集大成とも呼べる出来となって生まれ変わりました。

本作からのプレイでも問題はないと思いますが、
一応『マダムフェイト』の続編であり、
そちらをプレイしているとキャラに思い入れが生まれると思います。

さて、シリーズと言っても方向性は途中で変わりうるわけでして。
前作の『マダムフェイト』は、完全に「アイテム探し」中心のゲームでした。

今作も公式上は「アイテム探し」(HOG)に分類されるのでしょうが、
あちこち移動してアイテムを拾い、それを別の場所で使用し、
時にはパズルやミニゲームを解くことが中心になります。
キャラこそ共通しているものの、
ゲームとしてはかなり雰囲気が異なりますね。

アイテム探し部分に関しては、これは相性もあるでしょうが、
前作の時は難しく、探すのに凄く苦労した記憶があります。
今作は全体に占めるアイテム探しの比重が少ないだけでなく、
個々のアイテム探しも難易度がかなり下がっているように感じます。
前作のようなハードなアイテム探しを求める人には物足りないでしょうが、
難しすぎるアイテム探しは疲れるだけと思ってしまう私みたいなタイプには、
今作の方が素直に楽しめた感じです。

今作はアイテムを拾ったり使用したりすることが中心であり、
そのため移動回数も多くなります。
もっともクリック一つでワープしますので、
移動に伴うストレスもなく快適にプレイできます。

前作はパズルも難しかった印象がありますが、
今作はパズルというよりもミニゲームの集合体という印象になります。
ミニゲームは決して難しくはないのですが、
いろいろやるべきことがありますので、
「長く」プレイできるってかんじですね。

作品によっても多少の違いはあるでしょうが、
MCFシリーズはボリュームが多い作品も多く、
今作もまた半端じゃないボリュームがあり、
他のカジュアルゲームの倍以上あるようにすら感じます。
カジュアルゲームは低価格ゆえに昔はボリュームの少ない作品もありましたが、
低価格商品はボリュームが少ないという偏見を持っている人ほど、
今作をプレイすると衝撃を受けるでしょう。
やってもやっても終わらない、ボリューム満点の作品ですから。

<総合>


全体的にどこも水準以上であり、
それでいて半端じゃないボリュームですからね。
確実に元は取れる作品と言えるでしょう。

ただ、確かにボリュームの多さは認めるものの、
強烈にこれと言える大きな長所は感じられなかったわけでして。
そのため、個人的には良作としておきます。

まぁ私の基準では点の伸びにくい作品ではあるのですが、
世間的には人気の作品ですからね。
コスパも非常に良いですから、
シリーズのファンだけでなく幅広い層に支持されやすい作品だと思います。
2013年のアワードも受賞したようですし、
もしカジュアルゲームの初心者に1本薦めるのであれば、
これなんかが相応しいように思いますね。

ランク:B(良作)

マダム・フェイトのカーニバル

関連するタグ WIN /ADV /HOG /


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