『The Vanishing of Ethan Carter』

『The Vanishing of Ethan Carter』

扱う作品は『The Vanishing of Ethan Carter』です。

今回は、簡易感想になります。

The Vanishing of Ethan Carter

<はじめに>


簡易感想ということで、
気が向いたら後日正式な記事として書くかもしれません。

あまり需要がなさそうな作品だったり、
ちゃんと書く時間が取れなかったりした作品なんだけど、
でも一言だけ言いたいって作品を扱います。

<感想>


いや、何が言いたいって、日本語化してくれてありがとうねって、
翻訳者さんに感謝したいわけでして。

知らない人用に補足しておくと、
本作はオープンワールドタイプのADVで、
正式には日本語版がないのです。
だけど、プロの翻訳者が日本語化パッチを作って、
無償で提供してくれたんですね。
こういうのは、本当にありがたいですよね。

作品としては写真から3D環境を再現する、
「フォトグラメトリー」とかいう技術によって、
3Dでありつつ実写の様な非常な綺麗なグラフィックを実現しています。

20年ほど前に、インタラクティブムービーでも仮想空間を構築しようと、
幾つかのゲームが挑戦していたんですよね。
それで当時は私もオープンワールドのADVに憧れたものです。
まぁ当時はオープンワールドって言葉自体はなかったかもですが、
あの時の私が求めていたのは、こういう作品だったんですよね。

それがようやく実現してきたというのは、
本当は感慨深いはずなのだけれど、ちょっと時間が経ちすぎましたねw
FPSとか他ジャンルで主に発展したこともあって、
もう新鮮味もなくなっていますし。

本作にしても、プレイ時間が長くなるのはパズルにてこずるのではなく、
単に道に迷っているからとなりますので、
楽しんでいるんだかストレスためてるんだか分らない時間も多いですしね。
っていうか、FPS的な操作方法からの脱却が、
この手のADVとしての今後の課題なように思います。

まぁでも、そういうウロウロさまようのも含めて、
動き回ること自体を楽しめる人向けなんだろうなと。
ここまでADVとして紹介してきたけれど、
ゲーム的に従来からのADVとしての面白さなんてほとんどないわけでして。
だから本質的には、ADVという尺度で考えるべきではないのだろうなと。
最近はウォーキングシミュレーターという言葉が出てきたけれど、
良い言葉が出てきたように思うわけで。
優れたフライトシミュが優れたシューティングと一致しないようなもので、
本作はADVとしては良い作品とは思わないけれど、
ウォーキングシミュレーターとしては非常に優れていると、
そういう作品なんだと思います。

そしてオープンワールドのADVであるなら私は楽しめるけれど、
歩いて世界観を楽しむだけのウォーキングシミュレーターならば、
私は楽しみきれないし、その内プレイもしなくなるのだろうなと、
本作自体は楽しくはあったのだけれど、
同時にそんなことも考えたものでした。

というわけで、ゲームとしては大絶賛とはいかないものの、
それでもこういうタイプで日本語で楽しめる純粋なADVは珍しいので、
知らなかった人にはプレイしてみてもらいたいですね。

ランク:B-(良作)

関連するタグ WIN /ADV /


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