『刑事神南さつき man in black』

『刑事神南さつき man in black』

『刑事神南さつき man in black』は2000年にシェアウェアとして発売され、
現在はフリーゲームとなっています。

KIMシステムにより、推理ゲームの可能性を広げた作品でしたね。

keijikasa.jpg

<概要>


ゲームジャンルはコマンド選択式のADVで、内容は推理もの。
今回はいつも以上に短く書きます。
私はてっきり2001年の作品かと思っていたのだけれど、
どうやら2000年が初出なのかな。
ちょっと正確には分からないのですけれど。

何れにしろ『刑事神南さつき』シリーズの2作目であり、
確か1作目は最初からフリーゲームだったのですが、
こちらは最初はシェアウェアでした。
もっとも現在はフリーゲームとして公開されていますし、
そんなにボリュームのある作品でもないので、
興味のある人はまずやってみてください。
今手に入るのか、分らないですが。

<ゲームデザイン>


このシリーズが注目されたのは、そのシステムにありました。
基本はコマンド選択式のADVであり、いたって普通なのですけどね。
KIMシステムというのが導入されており、
これは単語などを「念頭に置く」ことで推理をするものです。
同じコマンドを実行するにしても、何を念頭に置くかで反応が変わってきます。
つまり情報の選択が必要となるわけですね。
この部分の考えるという要素が、小粒な作品にもかかわらず、
多くの推理ゲームファンを魅了した要因でもあったのです。

まぁ当初私は御神楽っぽいと聞いたのですが、
実際にプレイしてみると、それはちょっと違うよなと思ったり。
1つの情報しかもてない、情報の取捨選択を迫られるという点では、
システム的には『ミシシッピー殺人事件』なのでしょう。
もっとも『ミシシッピー殺人事件』を本格推理ゲーだなどと言ったら、
一斉に批判されるのが目に見えていますw
アイデアの片鱗自体はミシシッピーにもあったかもしれないけれど、
それをきちんと推理ゲーム用に仕上げたのが本作の特徴なのであり、
他作品にはない本作の強みなのでしょう。

<感想>


良くも悪くもアイデアだけが突出した作品なので、
シェアウェアとしては良作ってところでしょうか。

しかしフリーゲームとしては一級品ですし、
推理ゲームが好きであれば、きっと楽しめると思うんですよね。
当時はフリーゲームの代名詞的存在でしたし、
推理ゲー好きならフリーゲームの中でも1・2を争うくらい有名でしたが、
そろそろ知らない人も出てくるかもしれません。
もし推理ゲーに飢えていて、まだ未プレイであるならば、
ぜひやってみることをオススメします。

ランク:B(良作)

関連するタグ WIN /ADV /コマンド選択式 /


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