『絆されて・・・ ~空手娘・千鶴の情事~』

『絆されて・・・ ~空手娘・千鶴の情事~』

『絆されて・・・ ~空手娘・千鶴の情事~』は2012年にWIN用として、
VENUSから発売されました。

背景と同化したカットインの使い方が飛躍的に進化した作品でした。

『絆されて dl

<概要>


ゲームジャンルはノベル系ADVになります。

あらすじ・・・神谷道場の一人娘「神谷 千鶴」
幼い頃に母親を亡くし、父と二人で道場を守っている。
健康的で明るく、空手のことになると夢中になってしまう性格で
父を越えて道場を継ぐことを目標としている。
そのため、普通の女の子がするようなことは一切興味を持たずに
空手一筋で過ごしてきた。
そんな千鶴に、幼い頃イジメられていたのを救われた「岡田 智樹」
強くなりたいならついてきて!と言われ、神谷道場へ。
以来10年、神谷道場の門下生として通い続けている。
すっかりイジメられることもなくなり、暗かった性格も千鶴の影響で
だいぶ明るくなっていた。
始めは強くなりたくて、しかし次第に千鶴を想うようになり
今では千鶴のそばにいたいがために空手を続けている。
学校へ行き、道場で稽古をして汗を流す。
10年間変わらなかった日常。
しかし、その日常が崩れることで物語が動き出す。

<グラフィック>


VENUSは寝取られ(NTR)特化の同人サークルなのだけれど、
一番の特徴となると、文句なしにグラフィックとなるのでしょう。
でも、そう言われると、
このサークルの作品の未プレイ者には不思議に思うかもしれません。
原画自体は、私個人は比較的好みではあるものの、
決して上手いというわけでもないですからね。

じゃあ、何でグラフィックなのかと言うと、
それは背景と同化した立ち絵のカットインの使い方が巧みで、
エロさを最大限に引き出しているからなのです。
現在のアダルトゲームでは他に見ることが少ない手法だけに、
非常にインパクトもありますしね。

この手法は、当然後の作品の方が進化はしています。
だから例えば次の『うたかたの蕾』の方が、完成度は高まっています。
しかし、「なるほど!こんな手法があったのか~」というインパクトでは、
先に出た本作の方が上になります。
他方で、本作の前の『喪失のMarried Life』でも、
若干見つけることはできます。
もっとも、その数は非常に少ないですし、効果的に用いられたとも言えません。
なので、一番インパクトがあったのが本作だったわけですね。
NTRが好きな人はもちろんのこと、
仮にNTRに興味がなかったとしても、CGの使い方や演出に興味があるならば、
VENUS作品はプレイする価値が高いです。

<ストーリー>


本作は寝取られゲーであり、
主人公の幼馴染である千鶴が、千鶴の叔父に寝取られる作品となります。
もっとも、NTRとしては、正直いまいちでしたね。
いや、決して悪くはないし、普通には楽しめたのだけれど、
他と変わらない普通のNTRって感じです。
少なくとも同サークルの中では、
『喪失のMarried Life』や『うたかたの蕾』の方が出来が良いです。

その点では残念だったものの、
上記のように背景同化のカットインがエロかったので、
抜き目的の人であれば、素直に楽しめるように思います。

<感想・総合>


グラフィック面での驚きは本作が一番でしたので、
『喪失のMarried Life』や『うたかたの蕾』くらいのストーリー性があれば、
本作を名作扱いしていたでしょう。
全てが揃うことって、なかなか難しいですね。

なまじ演出が良かっただけに、非常に勿体なかったです。
それでも他にはない魅力を持っていることは確かであり、
今後の作品に非常に期待したくなるような作品でした。

ランク:B(良作)

『絆されて dl

関連するタグ WIN /ADV /ノベル系 /


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