Tengami

Tengami

当初の予定が変更になった場合の代替記事として、
簡易感想を掲載しておきます。

今回扱う作品は『Tengami』です。

<はじめに>


簡易感想ということで、気が向いたら後日正式な記事として書くかもしれません。
あまり需要がなさそうな作品だったり、
ちゃんと書く時間が取れなかったりした作品なんだけど、
でも一言だけ言いたいって作品を扱います。

<感想>


tengami.jpg

さて、今回の『TENGAMI』なんだけど、大雑把には以下のイメージ。

良かった点
1)飛び出す絵本(しかけ絵本)の仕掛けを活かしたゲームとしては斬新な構造
2)和紙をイメージしたオブジェの芸術性
3)和風な世界観

悪かった点
1)操作性
2)ボリューム
3)ゲームとしての、やりごたえ

飛び出す絵本って好きだったのだけれど、
あれをフルにゲームに活かした作品ってなかったですからね。
それを実現させた本作は、ただ単純にこれは凄いなと。

しかも実際にこの作品を飛び出す絵本で作ろうとると、
かなり困難じゃないかと思うわけで。
和紙の耐久性とかありますからね。
和紙の質感を伴いながら、この仕掛けを両立させることが、
本作がゲーム足りうる理由なのでしょう。
だから絵本でやれよって批判も当たらないわけです。

よって長所だけなら確実に名作級のインパクトがあるのだけれど、
同時に短所も目立った作品でもありました。
価格が安いので、ボリュームが少ないのは許容範囲内かもしれませんけどね。
ノロノロとした操作性は、もう少しどうにかならんかったかと。
仕掛け絵本らしいパズルは良好でしたが、
量が少ないので全体としてのやりごたえも感じられなかったですし。

総じて長所短所ハッキリした作品です。
もう少し操作性とボリュームのどちらかがマシであれば、
文句なしに名作扱いだったのだけれど、ちょっと勿体なかったですね。

とりあえずガッツリゲームをしたいんじゃって心境の時だと、
本作はあまり楽しめないです。
逆に、ちょっとしたことで良いから、
こんな作品あったんだ~と新鮮な気持ちで楽しむ経験をしたいのなら、
非常にオススメですね。

最後に、本作は最初にiOS版で出て、その後にPC版が出ています。
この作品は、できればiOS版でプレイした方が良いのかなと。
ADVってさ、媒体との関係が密接なジャンルなんですよね。
キーボードがなければコマンド入力式の本当の良さなんて理解できないし、
コマンド選択式だって本当はテンキーを活かしてこそなのですよ。
またマウス操作でなければP&C式の本当の良さなんて理解できないわけで、
ゲーム機に移植しても本当の良さなんて分らんのですよ。
この手の作品をコンソールでプレイしても、本当の良さは理解できないのです。

本作の絵本をめくっていく感覚は、PCで再現できないわけではないけれど、
タブレット端末でのフリックと連動させてこそと思うわけでして。
雰囲気というか直観的な部分が大事な作品だけにね、
そのちょっとした部分が大きいのだと思います。
あと、画質的にも凄く良いというわけでもないので、PCの大画面でやるより、
タブレット端末でやるくらいの方が適していそうですし。
あぁこれはタブレット端末でこそ相応しいのだなという点では、
本作は今後の新しい時代のADVでもあるのでしょうね。

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