『さかしき人にみるこころ』

『さかしき人にみるこころ』

『さかしき人にみるこころ』は2008年にWIN用として、
lightから発売されました。

クーデレヒロインとのいちゃらぶなインテリ風作品でした。

さかしき人にみるこころ

<概要>


ゲームジャンルはノベル系ADVになります。

商品紹介・・・
キーワードは「学園物」「知性派眼鏡っ娘」「クーデレ」「絶対領域」!
眼鏡の似合う知性派クールビューティー。
良く言えば博覧強記、悪く言えば衒学的なヒロイン。
しかし、そんな彼女も後半からは一転して・・・・・・
美人だが衒学的で近づきがたい‘さかしき女’から、
美人な上にIntelligentな‘エロかしこい’ならぬ‘エロさかしい女’へ!

<感想>


大雑把な分類で言えば恋愛ものになるのだろうけれど、
ヒロインとのいちゃらぶを楽しむ作品ということで、
いちゃらぶゲーと言った方が方が分かりやすいのでしょう。

もっとも本作を気に入るか否かは、
いちゃらぶゲーが好きかというよりも別の部分が重要になってくるのかなと。
つまり本作には多数の雑学的知識などが登場し、
いわゆるインテリ系と言われるタイプの作品でもあるわけで。
私自身は特に好きというわけでも、逆に嫌いというわけでもないので、
そういジャンルなんだねと普通に楽しめるのですが、
中には苦手とする人もいるみたいなので、この点は注意が必要なのかなと。
まぁ決して型苦しい作品ではなく、
インテリ系・嘘屋佐々木酒人風味という作品ですので、
わりと誰でも楽しめると思うのですけれど。

ライターである嘘屋佐々木酒人さんの作品では、
いつからだったかは忘れましたが、
テキストの色を変えたり、フォントの大きさを変えて強調したり、
絵文字を使ったりと、様々な工夫をしてあることがあります。
最近では効果的に使われている作品もありますし、
他所でもやれば良いのにと思ったりもします。

この様な工夫は歓迎すべきことではあるのですが、
そうは言っても、ただ使えば良いというわけでもなくて、
やっぱり作品との相性や慣れなどが重要になってくるのでしょう。
というのも、後の作品では効果的に使われている文字の強調ですが、
本作ではやたらとカラフルなだけで、
かえって何が大事だか分らなかったりします。
この点に関しては、まだ作り手自身が模索中なのであり、
ここで経験を積んだことが後の作品に活きていったのでしょうね。
他方で、絵文字に関しては、
そもそもインテリ風な本作とは相性が良いとは思えませんでした。

グラフィックに関しては、何かヒョロっとしているわけでして。
これが味であると考える人もいるだろうし、
頭身が高めであること自体は私も嬉しいのですが、
ちょっとアンバランスな感じで馴染めなかったですね。
まぁ、この辺は好みの問題なのでしょうが。

<総合>


嘘屋さんの多才さを示した作品とも言えるし、
ライターのファンでなくともインテリ風作品が好きならば、
まず楽しめると思います。

ただ工夫したところが微妙にミスマッチだったり、
若干消化不良にも感じた作品でした。
もっとも、嘘屋さん特徴のあるテキストと、ゲームデザイン的な工夫と、
扱う題材の全てが合致した会心の作は後に生まれるのであり、
本作での経験などが後に活きていったということで、意義を感じた作品でもありましたね。

ランク:C-(佳作)

さかしき人にみるこころ

ダウンロード版
さかしき人にみるこころ dl

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