『Partner ~世界でいちばんたいせつなひと~』

『Partner ~世界でいちばんたいせつなひと~』

『Partner ~世界でいちばんたいせつなひと~』は1999年にWIN用として、
Shape Shifterから発売されました。

Tony伝説はここから始まった・・・?

Partner ~世界でいちばんたいせつなひと~

<感想>


学園を舞台にした2部構成のADVになります。
1部ではヒロインを選んでフラグを立てることになり、
2部では選んだヒロインとのその後が描かれます。

また主人公の行動により、純愛だけでなく鬼畜モードにも進行します。

・・・まぁ、内容はどうだっていいか。
プレイ時間も非常に短いし、中身はスカスカですし、
語る必要もないでしょうから。

でも、そんな作品が当時非常に注目を浴びたのは、
原画であるTonyさんの絵が異常なまでに際立っていたからなんですね。
まぁ、正確には本作はTonyさんのデビュー作ではないのですが、
新ブランドを立ちあげて、
今に通じる絵の圧倒的なまでの綺麗さ・インパクトを与え、
グラフィックは最高なのに中身はどれもクソという、
いわゆるTony伝説の幕開けとなったのは本作からと言えるのでしょう。

人気の絵師というのは、いつの時代も存在します。
当然ながら今もいるわけで、自分も好きだなと思う人もいれば、
世間の人気程は良いとは思えない人もいます。
ただ、どちらの場合にしても自分の好みの問題でしかなく、
こんな絵があったのかという驚きは最近の原画からは感じられないのです。
どれも、それまでの絵の派生版のような感じであり、
想定の範囲内という印象が強いのです。

しかし今から10年以上前になりますが、
本作を初めて知った時には、こんな絵があったのかと非常に驚いたものでした。
その時の衝撃に匹敵するものは、その後得ることはできていません。
なので、自分の中でも特別な印象が強いですね。

<総合>


内容自体は凡作を通り越して、完全に駄作の域にあります。
当時としても、CG集としての価値しかなかったでしょう。
Tonyさんの絵に慣れた今なら、
このCG集にフルプライスは出せんと思うのでしょうが、
初めて見たときのインパクトは強く、
本作に関しては例えCG集でも元は取れたと感じたわけでして。
従って、総合でも佳作としておきます。

あの当時、Tonyさんの絵でまともなゲームをプレイしたいというのは、
一つの悲願でもありました。
たぶんそんな人、他にも結構いたと思います。
結局、満足いく作品は一つもなかったのが、心残りでもありますね。

ランク:C-(佳作)

Partner ~世界でいちばんたいせつなひと~



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