『ナツユメナギサ』

『ナツユメナギサ』

『ナツユメナギサ』は2009年にWIN用として、
SAGA PLANETSから発売されました。

羊ルートは良かったのですけどね・・・

ナツユメナギサ

<概要>


ジャンルはノベル系のADVになります。

あらすじ・・・
舞台は常夏の街、臨海副都心『hope』。
ヒマワリをはじめとした夏の花が街中に植えられ、美しい蝶のような妖精が舞い、
野良ペンギンが、ときおり街中を歩く不思議な人工島。
白波学園2年生『渚』は、街の浜辺に流れ着いた、過去を持たない少年。
真夏のクリスマスを1ヶ月後に控え…
のんびりとした日々を過ごしていた渚は、少女達と出会う。
やがて失った記憶の向こうにいる大切な人と、真実の自分の姿を見つける。
君がいた夏。君がいない夏。君といる夏──
3つの異なる夏を過ごしながら…。
臨海合宿をしたり。
気になるあの子と無人島に流されたり。
水着姿でみんなで騒いだり。
そんな、淡いノスタルジーを通して、長い夏の果てにたどりつくのは、
一体どんな記憶だろう。

<感想>


『はつゆきさくら』でも同じようなことを書いたのだけれど、
何か少し前のゼロ年代前半的なストーリーを今の絵や演出でやったような、
そんな印象の作品でした。

序盤は萌えというか、普通の恋愛ものっぽくもあるのですが、
そこから最近のはイチャラブになったりするものが多いのに対し、
本作は鬱な展開へと進んでいきます。
キャラだけを重視するのではなく、ストーリー性を求めようとした作品であり、
一部の人にシナリオ重視( )とかって言われそうな類の作品です。

ゼロ年代前半には一杯あって逆に目立たなくなりそうですが、
最近は減ってきていた方向性の作品ですからね。
それでかえって少数となった今だからこそ目立ったような感じですかね。
現状のイチャラブに不満のある人、
ゼロ年代前半の作品が好きな人なんかにはうけるのかなと、
そんな風に思いながら読んだものでした。

確かにゼロ年代前半から月日が経っていますし、
グラフィックなんかは綺麗になっています。
商品紹介でしつこいくらいに夏って出てきますが、
夏の雰囲気は良く出ていましたしね。
だから途中までは、わりと楽しかったです。

ただストーリーそのものに関しては、わりと普通だったのかなと。
数年前に数年前の技術でやっていたら、
おそらく目立たなかったんじゃないかな。

一部のルートはそれでも良かったなと思えたものの、
ネタバレは避けたいけど、これは書いちゃって良いかな。
つまり本作は真のルート以外は夢オチなので、
良いなと思ったものまで白けてしまうわけでして。
それでも肝心の本筋が良ければ納得できたのですが、
それがいまいちだったために、もやもやっとした気になってしまうわけでして。
鬱ゲー自体は個人的にはむしろ好きなのだけれど、
こういう時間を無駄にされたような構成はどうも好きになれません。

<総合>


とりあえず、夢オチ厳禁という人は避けるべきでしょう。
そうでない人は、安易な萌えだけでなくシリアスも求めるような人であれば、
基本的にはオススメできるように思います。
方向性としてはゼロ年代前半の鬱ゲー的な印象なので、
当時の作品を好む人ならば満足できるかもしれませんね。

ランク:D(凡作)

ナツユメナギサ

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