るいは智を呼ぶ

るいは智を呼ぶ

『るいは智を呼ぶ』は2008年にWIN用として、
暁WORKSから発売されました。

女装ものの代表作の1つですね。

ゲームジャンル:ノベル系ADV

るいは智を呼ぶ

個別ルートに入るための選択肢はありますが、
基本的にほとんど読んでいるだけですね。
最初と最後が固定ルートということもあり、
実質的には1本道の読み物的感覚で良いのではないでしょうか。

ストーリー的には一応は主人公が女装している、
いわゆる女装ものになるのでしょうか。
何故主人公が女装しなければならないかも説明されていますし、
そういう意味では設定に必然性もあると言えるかと思います。
ただ、設定に必然性があるからといって、
必ずしもそれが魅力に直結しないわけでして。
女装ものではあるのですが、女装もの故の面白さや魅力というものは、
この作品からはあまり伝わってこなかったように思います。
ここがしっかりしていれば間違いなく名作だっただけに、
もう一ひねり欲しかったですね。

かように女装ものとしては若干の不満もあるわけですが、
作品自体は私は結構楽しめました。
本作は女装ものの魅力とは何ぞやって考えるよりもむしろ、
女6人(1人は当然男性ですが)の絆を深めるドラマと考えた方が、
素直に楽しめるのかもしれません。

本作はハッキリ言って、
あまりストーリーを楽しむという類の作品ではないでしょう。
しっかりしたストーリーにより展開が進むというのではなく、
6人の女性らの掛け合いによってゲームの大部分が進行します。
それ故に、この掛け合いが楽しめるかで、
ゲームに対する印象がほとんど決まるように思うのです。

良く言えばウィットに富んでいる、
悪く言えば言葉遊びが過ぎた6人の会話は、
その独特な雰囲気故に人を選ぶのかもしれません。
幸いにも私は無駄にハイテンションなこういう流れが肌に合ったようで、
十分に楽しめました。
でも、厳密に見れば日本語の表現としておかしな部分もありますし、
当然合わない人も予想されます。
そしてゲームの大半を占める以上、
この会話部分が合わなければゲーム全体も絶対に楽しめないでしょう。
なので、購入を検討している人には、
できるかぎり体験版をプレイすることをオススメします。

総合的には、アピールポイントが会話部分くらいなので、
主観的には好きでも私の基準では点はつけにくい作品ですね。
ストーリーだけなら佳作程度の出来なのかもしれませんが、
智ちんはもちろんのこととして、
るいとかこよりがかなりツボだったんですよね。
特にこよりは大好きだったりします。
なのでその点を踏まえて、個人的には良作としておきたいと思います。

まぁ、先ほども書きましたが、とにかく体験版ですね。
楽しめるか否かは、ノリが肌に合うか否かにかかっていますから。
自分が好きでも人にはすすめにくい類のゲームなわけですが、
肌に合った人で評価を自分に合ったかの主観面に重きを置く人ならば、
もっと高い評価にもなりうる作品だと思いますね。

ランク:B(良作)

るいは智を呼ぶ

DL版
 dl

関連するタグ WIN /ADV /ノベル系 /


面影レイルバック   美少女万華鏡 -罪と罰の少女-  鬼と花妻
カテゴリ「2008」内の前後の記事





管理者にだけ表示を許可する

| ホームへ戻る |