<漫画> ふしぎ遊戯 玄武開伝 12巻 (渡瀬悠宇)

<漫画> ふしぎ遊戯 玄武開伝 12巻 (渡瀬悠宇)

『ふしぎ遊戯 玄武開伝』も、この12巻が最終巻になります。
2003年からですから、10年かかったことになります。

長かったですね~
長く待たされたけれど、終わり方としては綺麗にまとまったのかなと。

ふしぎ遊戯 玄武開伝 12

<感想>


90年代に連載、アニメ化もされた『ふしぎ遊戯』は非常に好きな作品でした。
珍しくLD-BOXまで買ったくらいですしね。
小説の方も全部持っていますし。

玄武開伝はその『ふしぎ遊戯』の過去の話で、
玄武の巫女及び玄武七星士の物語になります。

『ふしぎ遊戯』は確かに好きな作品だったのですが、
主人公の美朱は子供っぽいところも有していまして。
当時は気にならなかったし、
一周回って今もあれはあれで良いと思えるのですが、
魅力的な女性というのとはちょっと違うのかなと。

本作の主人公の奥田多喜子の方が人間的にもよく出来ているし、
女性としても魅力的だなと思えたわけで。
渡瀬作品の中でも一番好きな主人公かもしれません。
そんな主人公と共に始まった1巻は、
一時期崩れかけていた絵も元に戻り、話も良く、
非常に面白かったんですよね。
だから初代の『ふしぎ遊戯』以上に面白くなることを期待したものです。

ただ、本作の結末は既に『ふしぎ遊戯』内で語られています。
その事実は変えられないし、しかも待っているのは悲劇です。
定められた悲劇に向かい描き続けるのは大変だったのでしょうね。
最初は年に2冊のペースで発刊されていたものの、
次第にペースが崩れ、9巻から10巻が出るのに3年近くかかってしまいました。
他の連載が好調に進んでいるのとは大違いです。
結局、全12冊を出すのに10年近くもかかってしまいましたしね。

その年月の間に絵柄もまた変化していきましたし、
ギャグや話の流れも雑になっていき、
期間が空いたこともあって、こちらの気持ちも萎えていきました。
段々読むのが惰性になっていった面もあり、
この巻でも終始面白いままというわけでもないのですが、
終わり方は事実を改変しない範囲でハッピーと感じられるように、
上手くまとまったのではないかと思います。
全体としては非常に長く待たされたのだけれど、
読んで良かったなと思いますね。

また機会があれば、今度は白虎の巫女である、
大杉鈴乃の物語も見てみたいものです。

ふしぎ遊戯 玄武開伝 12

ふしぎ遊戯 玄武開伝 1~12巻セット
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