『復讐の女神 -Nemesis-』

『復讐の女神 -Nemesis-』

『復讐の女神 -Nemesis-』は2003年にWIN用として、
ぱれっとから発売されました。

エロゲ版逆裁みたいな感じの作品になります。

復讐の女神

<概要>


ジャンルはノベル系のADVになります。

考古学者の父を持つ主人公・佐伯和史は、
研究者同士で親交の深い神代、桜井家と家族同然の交流があった。
なかでも神代琴音、桜井優美とは、歳が近かったこともあり、
幼い頃から実の姉、妹のように接し、穏やかな日々を過ごしていた。
しかし、そんな日々は突然の事故により奪われることになる…。

<ゲームデザイン>


端的に言えば推理ものとなるのでしょう。
前半は「捜査パート」であり、
美夏の事故の原因と誰が犯人なのかという謎を追っていくことになります。
具体的には関係した場所を調べ証拠品を集め、
関係者から証言を集めることになります。
形式としてはコマンド選択式のADVであり、
これは『逆転裁判』も同様の構造だったのですが、
時期を考慮すると少し古臭く感じる人もいたかもしれませんね。

その後は、集めた情報を整理し組み立てる「推理パート」があり、
その組み立てた情報を元に追いつめる「追い詰めパート」へと続きます。

<感想>


大雑把な流れとしては『逆転裁判』に近いと言えますので、
逆裁のエロゲ版と捉えてもらうとイメージはしやすいのかなと。
今はどうか知りませんが、逆裁の初代が2001年の発売であり、
高校時代を逆裁で過ごしてエロゲデビューって人には、
ちょうどタイムリーな作品だったと思います。
当時は逆裁みたいなエロゲないのって言う人も結構見かけましたから。

もっとも本作の難易度はそれほど高くなく、
必ずしもやり応えのあるものでもありません。
だから逆裁の極端な信者っていう人だと劣化版にしか見えない可能性があるので、
逆におすすめできなくなってしまうのですけどね。

まぁ法廷ものは逆裁以前に、もっと優れたものがありましたし、
そのため私個人は逆裁に対してもかなりの不満がありました。
それこそ逆裁自体が劣化版にしか見えなかったのでね、
本作とはゲーム的には五十歩百歩の関係にしか見えないわけでして。
ゲーム面で大した差異がないのであれば、
適度にゲームとして楽しめつつ可愛い女の子が脱ぐというだけ、
むしろこっちの方が気軽に楽しめるじゃんって思ったのですが。

<総合>


個人的にはもの足りない部分も確かにあったけれど、
元を取るくらいには普通に楽しめたということで、佳作としておきます。
アダルトゲームでは、適度に考えさせてくれるADV自体少ないですから。

五十歩百歩というのは、本来は大差がないという意味なのですが、
由来に屁理屈を付けるならば、五十歩分違うじゃんとも言えるわけでして。
逆裁の極度の信者にはその五十歩が大きく見えるでしょうから、
あまりオススメできないのでしょう。
逆に逆裁風であればそれで構わないと言う人や、
逆裁なんて知らないけれど、可愛いキャラで適度に考えさせるゲームであるなら、
それで十分だよって人にはオススメできる作品でしょうね。

ランク:C(佳作)

復讐の女神
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XPソフト復讐の女神

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