『極道陣取り』

『極道陣取り』

『極道陣取り』は1988年にPC88用として、
マイクロネットから発売されました。

非常に珍しい、やくざを題材にした戦略SLGになります。

極道陣取り

<概要>


今風に分かりやすく言うならば、「大悪司」-「エロ」。
もっとも、こちらの方が10年以上早いのですけどね。

「大悪司」が分からない人なら、「信長の野望」なら分かるでしょうか。
「信長の野望」は戦国時代を舞台にした国取りゲームですが、
それをヤクザの世界に置き換えたわけですね。

開始時に難易度を3段階の中から選び、
その後12種あるマップの中から1つを選んで始めます。
極道陣取り01

<ゲームデザイン>


ベースは上記のように国取り系の戦略SLGになります。
極道陣取り04
戦略と言いつつも、結局のところ、この手のゲームでは戦力が大事になります。
つまりどれだけの兵を集められるのかってことで、
兵を雇うにもお金が要りますから、そこに苦心することが多いのです。

しかし本作の場合はヤクザの世界ということもあり、
兵隊集めには苦労しません。
なにせ、鉄砲玉志願者は幾らでもいますからw
運が良いと、族や殺し屋まで雇えてしまいます。
だから人員自体は時間をかければ少しずつでも増えていくのですが、
他所のシマに仕掛けて成功するには、武器が大事になってきます。
そこで武器を集めるのにお金が必要になってくるのです。
人の命は虫けら同然、大事なのはお金と武器。
・・・変なところでリアルですよねw

で、お金を集めるには風俗店を経営するわけです。
冒頭で大悪司を例に挙げましたが、SLG部分は結構似ていますので、
未プレイでも雰囲気は分かるように思います。
極道陣取り03

<感想>


グラフィックもそれっぽくて、雰囲気が良かったですね。
アイデアはもちろん抜群ですし、独自性は文句なしでしょう。
システム面も既存の国盗り系に終始するのではなく、
世界観に合わせきちんとアレンジしている点も良いです。

ただ、パラメーターとかは少なくシンプルですので、
ハードな戦略SLGが好きな人には、少し物足りなさが残るかもしれません。
もっとパラメーターを増やしSLGとして充実させるか、
或いはイベント数を充実させれば大化けするかもなと思ったら、
後者の方の路線で『大悪司』が後に出てきたってところでしょうか。

まぁシンプルにはシンプル故の奥深さもありますし、
はまる人ははまる個性的な作品でしたね。

ランク:B-(良作)

極道陣取り

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