『ナップルテール アリシア イン デイドリーム』

『ナップルテール アリシア イン デイドリーム』

『Napple Tale Arsia in Daydream』
(ナップルテール アリシア イン デイドリーム)は、
2000年にドリームキャスト用として、セガから発売されました。

「しっぽのうた」が最高でしたね~

ナップルテール

<概要>


舞台はうたた寝の国とも呼ばれる不思議な世界「ナップルワールド」。
童話の世界をそのままゲームに表現したような作品で、
メルヘンチックな世界観は随所に女性の感性が活かされています。

ジャンルは公式ではアクションRPGとあるのですが、
むしろアクションないしアクションADVと捉えた方が良いでしょうね。

<グラフィック・サウンド>


この作品の魅力は何と言っても世界観なのですが、
設定・グラフィック・サウンドが全て融合し、
絵本の中の世界をゲーム上で見事に表現しています。

グラフィックはポリゴンで表示されており、センスが良いだけでなく、
画質面でもこの時期では最高レベルではないかなと。
2000年は世間ではFF9やらDQ7やらで盛り上がっていましたが、
もう限界の見えていた旧ハードでしたからね。
2000年に発売されたPS2はまだ出たばかりであり、
性能を活かしきれていないから除外と考えることはできるでしょう。
しかし98年発売のドリームキャストは、そろそろ脂が乗り出した時期なのですよ。
まぁ本体のセールス不振で2001年には縮小していきますが、
ゲームの内容は充実していたんですよね。
2000年は他にも『エターナルアルカディア』もありますが、
この年の優れたRPGないしポリゴンゲーを求めるのであれば、
やっぱりドリームキャストは外せないのでしょう。

そしてそのグラフィック以上に良かったのがサウンドです。
菅野よう子さんの手がけた音楽が非常にマッチしていて、
特に坂本真綾さんが歌うOP曲の「しっぽのうた」は最高でしたね。
最初にこのゲームを知ったとき、パッと見だけでスルーしていたのですよ。
何だ女の子向けのゲームかって感じで。
しかし「マルチメディアカウントダウン」、
つまりドリカンで「しっぽのうた」を聞きまして、凄く気になったんですよね。
「しっぽのうた」が作品に興味を持つきっかけになったこともあり、
非常に印象深い曲でした。

<ゲームデザイン>


ジャンルは上記のようにアクションないしアクションADVになります。
ポリゴンで立体的な奥行きも見えますが、
実質的には2Dの横スクロールアクションに近いのかなと。

難易度自体は結構易しめになっていますので、
アクション系がヘタレな私には優しい仕様です。
この作品はアクションメインではなく、
その童話のような世界観を堪能する作品だと思いますので、
これで良いと思います。
下手に難しくすると、アクションにばかり気をとられてしまい、
雰囲気を楽しむなんてことはできませんから。

ただ易しめであることも確かなので、
ガッツリとした歯応えのある高難度ゲーを求める人には、
少し物足りないかもしれませんけれど。

<総合>


一応アクション系ということなので、いつものようなランク表示はしません。
女の子向けということで若干人を選ぶかもしれませんが、
良質な童話に男も女も関係ないでしょう。
ランクこそ表示しませんが、文句なしに名作だと思います。

良い作品なんですけどね、
本来この作品を一番好むであろうユーザー層がDCを持っているのかとなると、
激しく疑問が残るわけでして。
隠れた名作なんてのは、大抵はゲーム側に問題があるのですが、
本作の場合は出したハードとの相性になってしまうのでしょう。
確か2002年にドリコレで復活して、一時期よりは入手はしやすくなったのですが、
典型的な隠れた名作タイプであり、不遇な作品でもありましたね。

ナップルテール

駿河屋
Napple Tale

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