『TWILIGHT ZONE II なぎさの館』

『TWILIGHT ZONE II なぎさの館』

『トワイライトゾーン2 (TWILIGHT ZONE II) なぎさの館』は、
1988年にPC88用として、グレイトから発売されました。

トワイライトゾーンシリーズの2作目。
これも一応獣っ娘となるのでしょうかw

tzone202.jpg

<概要>


あらすじとしましては、恋人の陽子ちゃんとデートをする予定が、
約束の時間を過ぎてもまだ来ない。
そこに現れた老婆に「陽子はあの館にいるよ」と言われ、
主人公は「なぎさの館」に侵入することになります。

前作はADVだったのですが、今作は3DタイプのRPGに変更されています。
続編となっているものの前作は関係ないので、
本作からのプレイで全く問題ありません。
他方で、個人的にシリーズの中で最も優れていると考える3は、
この2と主人公・ヒロインが同じですので、
3の前に2から始めると更に思い入れが強くなってきます。
まぁ3の冒頭でも説明がされるので話が分からなくなることはないのですが、
できれば2と3は一緒にやった方が良いのかなと思います。

<ゲームデザイン>


上記のように3DタイプのRPGになります。
アダルトゲームのRPGは、いわゆるRPGらしいRPGは87年辺りが最初であり、
今でも有名な『カオスエンジェルズ』が88年になります。
本作も88年の発売ですので、
アダルトゲームのRPGとしては最初期に属する作品でした。

3Dタイプの作品で、館という名の迷路の中を探索することになります。
結構複雑な上にオートマッピング機能もありませんので、
自分でマップを作る必要がありました。
今だと面倒臭がられるかもしれませんし、私ももうやりたくないですが、
当時はチマチマ自分でマッピングするRPGも多かったものです。

戦闘はドラクエタイプの対面式で普通なのですが、
武器がエロ本で防具がコンドーム、基本は全裸で行動と、
その辺りの変なところがアダルトゲームらしいと言えるでしょうか。
「ファッションヘルスの女が俺のサオをきつくしめた」とか、
「俺は~ぽいんとの精力を消費した」といったノリで進行します。
狭義のゲーム性ないしゲームとしての面白さとなると話は別ですが、
性病によるステータス異常などもあり、
RPGのシステムを上手くエロゲっぽくアレンジしていたと思います。

そういう意味ではアダルトゲームとしてのRPGの姿を示したとして、
『カオスエンジェルズ』と優劣はないのですけどね。
今日の知名度の差は発売元の違いと、
ゲームバランスなどの狭義のゲーム性の差があったからなのでしょうね。

ゲームは陽子を探すことが目的となり、
途中で敵を倒しつつ、部屋にいる女の子の要望に応えることで進行します。

<キャラ>


敵にはファッションヘルスの女などの性風俗関係のキャラとか、
独特なのが多いのです。
もっとも、その中でも特に印象深かったのは獣関係になるのかなと。
館で合う女の子もネコ耳だったりしますし、通貨が「またたび」ですし、
一言で表現すると「ネコ」な作品でした。
ネタバレは避けますが、そもそもこの世界を作り上げたのがそうですからね。
ご主人様を案じる猫の想いを扱った作品ということで、
ネコ好きのための物語とも言えるのでしょう。

他にも獣っ娘は登場するのですが、敵の場合はある意味グロかったりw
いや、獣っ娘っていうのは、普通は体は獣でも顔は美少女でしょ。
最近はモンスター娘が流行っていますが、
ベースはモンスターでも顔は美少女なわけで、だから興奮もできるわけですよ。
本作に出てくる敵キャラは、顔や体が犬や鳥や魚であり、
胸だけ女性の胸なんですよね。
これではちっとも興奮できませんよw
いや、単に私の精進が足りないだけだったのかな。
女の胸さえあれば、顔が犬でも魚でも興奮できるくらいの猛者になれと、
そういうことなのかもしれません。

かように一部変なのもいましたが、好き嫌いはともかくとして、
インパクトがあったことだけは間違いないでしょう。
獣っ娘の起源は分からないのですが、
その観点からも本作は初期の作品だったのではないでしょうか。

<総合>


グラフィックそのものはあまり綺麗ではない、
ゲームとしてもあまり自分には合っていなかったということで、
一応は良作にしてあります。

ただ、個性が際立っていたのも確かですので、
熱狂的なファンがいても不思議でない作品でもありましたね。
3を楽しむためにも必要な作品ということもありますが、
最近になって良さが理解できてきたような、そんな作品でした。

ランク:B-(良作)

なぎさの館 TWILIGHT ZONE II


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