『BEYOND DIVINITY』

『BEYOND DIVINITY』

『BEYOND DIVINITY』は2004年にWIN用として、
Mystix Studiosから発売されました。

2002年に発売された(日本語版は2003年)『Divine Divinity』の続編となる、
RPGになります。


BEYOND DIVINITY

『Divine Divinity』の日本語版が発売された時、
凄いRPGがあるってかなり話題になったんですよね。
洋ゲーならではの高い自由度は当然のこととして、
それ以外の部分も非常に高レベルでしたから。
完成度っていう言葉も非常に曖昧なのだけれど、
それでも強いて言うなら完成度の高い作品だったのだと思います。

そういう作品は、家庭用ゲーム機で出れば絶賛されやすいのですけどね。
もちろん国内のPCゲーマーにも完成度を重視する人は多いし、
だからこそ話題にもなったのですが、
コンシューマーのユーザーに比べるとPCゲーのユーザーの方が、
個性や独自性を重視する人が多いのかなって思います。

それが『Divine Divinity』に対する印象の違いにもつながるわけでして。
つまり『Divine Divinity』は非常に完成度の高い作品なのだけれど、
過去の名作の良いとこ取りの印象が強く、
この作品ならではという部分に物足りなさがあったのです。
だから個性を重視する国内のPCゲーマーには、
必ずしも絶賛されるとは言えなかったんですよね。

それを受けての今作なのですが、
まずジャンルはシングルプレイのRPGで一見するとディアブロっぽいのですが、
ポーズをかけて適切な指示を与えていくって感じなので、
むしろ戦術性が要求されるのであり、
どちらかと言うと『バルダーズゲート』とかに近い感じになります。
『Divine Divinity』と異なり2人のキャラを使用することで、
アクション性が減ったかわりに戦術性が増したってところでしょうか。
アクション性を求めた人には爽快感が失われたように感じるかもですが、
個人的にはこっちの方が好きですね。

『バルダーズゲート』は1作目には高い自由度があり、
2作目はストーリー性が強化された反面、
少し自由度が犠牲になってしまった感がありました。
『BEYOND DIVINITY』も同じような方向性で、
『Divine Divinity』より自由度が減ったかわりに、
ストーリー性が増した作品になります。

あとは好みの問題なのでしょうけどね。
自由度を求めた人であれば今作に物足りなさも感じてしまうでしょうから、
前作の方が楽しめるようにも思います。
逆に自由度もあった方が良いけどストーリー性もあった方が良いって人ならば、
今作の方が楽しめる可能性は高くなるでしょう。
個人的には、BGだと2よりも初代の方が好きなんですよね。
BGの初代はとにかくインパクトがあったものですから。
でも『Divine Divinity』は完成度は高かったけれど個性に欠ける面があったので、
基本的に私とはあまり相性の良くない作品でもありました。
今作はストーリー性が増しましたし、私好みな暗い雰囲気ということもあり、
それが本作ならではの個性と言うことができるでしょうし、
個人的には『BEYOND DIVINITY』の方が肌に合いました。

ランク:B-(良作)

BEYOND DIVINITY



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