<漫画> ポーの一族 萩尾望都

<漫画> ポーの一族 萩尾望都

最近になってようやく、『ポーの一族』(萩尾望都)を読了しました。

元々は70年代に刊行された少女漫画で、
少女漫画の最高傑作の声もあり、今は文庫版や愛蔵版出ています。

ポーの一族 全巻セット

以前も書いたように、どうも昔は70年代の少女漫画に対し、
食わず嫌いな面があったわけでして。

別にそれでも構わないと言えば構わないし、
好きなのだけ読んでいれば十分なんですけどね。

でもなぁ、少女漫画は好きで良く読んでいるのだけれど、
そうするとどうしても70年代の作品こそ面白いって意見を、
何度も何度も目にしてしまうんですよね。
特にこの『ポーの一族』は、多くの方が最高傑作と言いますし。

読んでみた方が良いのかな~
でも今更昔の吸血鬼の漫画読んで楽しめるのかな~と、
期待したい半面、不安もあったわけでして。
何せゼロ年代以降は吸血鬼モノばっかで、
もう吸血鬼ネタは食傷気味でしたからね。
だから少し悩んだのだけれど、せっかくだからと読んでみました。

あらすじや細かい解説は既にあちこちでなされているので、
省略しちゃって構わないですかね。
簡単に言えば14歳で時が止まった吸血鬼の物語で、
永遠を生きる者の孤独であるとか、
愛する者を失い残された者の気持ちであるとか、
そういうことが描かれているんですね。

で、先に結論を書いてしまうと、すっごく面白かった。
いや~この年になるとたまに考えるときがあるのですよ。
最近は物語を心底面白いと思える機会が減ったけれど、
それは昔は初めて触れたから楽しめただけで、
逆に今は大抵のネタは知っているから楽しめないだけじゃないかって。

でも、それは違うのだということを、これを読んで再認識。
今頃になって初めて読んだのだけれど、
近年に触れたどの吸血鬼ネタの作品よりも楽しめましたよ。
当時読んでいたら尚更凄く見えたでしょうね。
うん、これは傑作と言われるのも納得です。
凄く古い作品なのにね、全く色褪せてないですよ。
っていうか、近年の吸血モノに欠けていて、かつ私が求めていたものが、
この本の中に詰まっていた感じなんですよね。
読んでよかったです。

因みに、私は文庫版で読んでしまいましたが、
下のパーフェクト版だと話が掲載順になっています。
また作中では綺麗な絵が細かく描き込まれていますので、
小さい文庫版より大きい絵で読んだ方が良さが伝わると思います。
なのでもし未読であるのならば、パーフェクト版をおすすめします。

ポーの一族


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