<リプレイ> PC98 殺人ロマン紀行 恋の長野慕情 その2

<リプレイ> PC98 殺人ロマン紀行 恋の長野慕情 その2

PC98用ソフト『殺人ロマン紀行 恋の長野慕情』のりプレイ2回目になります。

簡略版なのでシナリオの細かい部分は追いませんが、
今回は一応のあらすじと2章以降の話を。

1章はキャラ紹介だけでしたので、物語が動き出すのは2章からになります。
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主人公の朝倉涼子はファッション界のトップブランド「ナタリー」に勤めるOLで、
デザイナーでもあります。
前回書いたように実質的には4人組が主人公と言えるのですが、
OL4人組が主人公ってのは、今のアダルトゲームではほぼありえないのでしょう。
まぁ陵辱系ならOL主人公もあるでしょうが、
非陵辱系かつ非恋愛系のOLが主人公の物語となると、
今のアダルトゲームではまずありえないと思います。

※こういう話になると、売れないゲームは出せないとか、
昔は何が売れるか分からないから模索していたと言い出す人がいますが、
それはちょっと昔を馬鹿にした言い方だなと思うわけで。
ハート電子は鳩を育成する作品なんかも出していましたが、
誰がどう考えても大ヒットするとは思えないニッチな分野を開拓しています。
売れるから作るとか、売れるかどうか分からないけどとりあえず出すのではなく、
作りたいから作るのだ、小数でもそのニーズを満足させられれば十分と、
そんな熱気を感じたものでした。

話は元に戻りまして、涼子の勤める会社の社長である大山香奈代が失踪し、
揺れる会社に嫌気が差した涼子は、
仲間3人と一緒に長野のスキー場を訪れることにします。
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車内ではこんなHシーンとかありますが、
基本的にHシーンは他人の行為を覗き見る感じになります。
女主人公らが犯られるシーンを期待した人には残念でしょうが、
寝取られとかはない作品ですね。
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それとあまりシステム的な話はしていなかったのですが、
基本はノベルと同じようにクリックするだけです。
ただ、イベントシーンなどでは大きめのグラフィックが表示され、
その画面内を直接クリックすることになります。
つまりポイント&クリック式を部分的に導入しているわけですね。
ここはこの作品の特徴でもあり、欠点でもあるのでしょう。
エルフのP&C式などでは、クリックするたびにテキストが変化し、
正解云々だけでなくあちこちクリックする楽しみがありました。
恋の長野慕情は違った部分をクリックすると、
「ほかをもっとよくみろ」って言われてしまうだけなので、
あちこちクリックする楽しみがないわけですね。
また海外でも嫌われるpixel huntを要求されるゲームでもありまして、
ピンポイントで直接クリックしないと反応してくれませんでした。
だから自分がクリックしたつもりでも、
わずかなずれで認識してもらえないとかイライラの原因にもなったのです。
この部分の出来がもう少しよければ本作の人気も格段に違ったのでしょうが、
そのアイデアの斬新さに比べて中身が大雑把な辺りも、
ハート電子の特徴とは言えるのでしょうね。

長野の温泉宿ではちょっとしたサービスシーンも。
ここでは載せませんが、全裸はきちんと描かれているものの、
ヒロイン自身のHシーンはありません。
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本作の感想は既に書いてあるのですが、
そこでは私はP&C式ADVとして紹介しています。
でも、ここは捉え方次第でもあると思います。
最近アニメ化されている『リトルバスターズ!」などでも、
随所にミニゲームがありますよね。
でも、ミニゲームがあるからって、
これはノベルではないと言う人はいないでしょう。
ベースがノベルであり、そこにミニゲームが加わったものですから。
本作も会話などのベース部分や読ませる意識の強さからは、
基本はノベルなのだと言うことも可能だと思います。
だからノベルと紹介する人がいても、不思議ではありません。
因みに、雑誌では「紙芝居風ADV」ってありましたしね。

ただ、上記のように画面クリックをする場面が頻繁にあり、
時間の多くをそこに取られることが1点。
それと長野に着いてからは、
RPGのように主人公らを直接動かすシーンも度々出てきます。
これらを総合するとP&C式ADVって言った方が通じやすいかなと思ったので、
以前の感想ではそう書いたんですよね。
だからどこに比重があると考えるかで表記は異なってくるのですが、
何れにしろ複合的なシステムと言えるのでしょう。
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殺人ロマン紀行とあるように、本作は探偵ものです。
もっともトリック云々がっていう作品ではなく、
ドラマや80年代のADVに多く見られるように、
捜査の基本は足だ、とにかく足で稼げってタイプになります。
その部分を、だったらプレイヤーに直接動かしてもらおうってわけですね。

主人公らはスキーに訪れたのですが、そこは失踪した社長の故郷とも非常に近く、
皆で近くまで行ってみることにします。
そうしてうろうろ歩いていると社長に似た人を見かけたり、
ついには殺人事件に出くわすというわけですね。
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殺されたのは大山家の長男である正。
失踪した香奈代の兄になる人物でした。
もっとも涼子らは警察でも何でもないので、
ここで一度東京に帰ることになります。


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