『プレゼントプレイ』

『プレゼントプレイ』

『プレゼントプレイ』は1999年にWIN用として、
デジアニメコーポレーションから発売されました。

当時を知る人なら誰でも覚えてるかと思いますが、
とにかく宣伝ポスターが凄かったですね~

プレゼントプレイ

あれはどこの駅だっけか?
直接見たのでなく写真で見ただけなのだけれど、
駅にあれだけ大量に並べて貼られたポスターは他にみたことがなく、
アダルトゲームにおける宣伝の凄さという意味では、
いまだにナンバー1のゲームのように思います。

その凄さには圧倒されていたのですが、
個人的にはこの年は諸事情で情報に疎かったため、
菅野さんの会社だってのを知らなかったんですよね。
なので逆に先入観なくプレイできたわけですが、
下手に情報通で菅野さんのゲームだと期待していたら、
かえって反動が大きかったかもしれません。

さて『プレゼントプレイ』は、
ジャンル的にはオムニバス形式のコマンド選択式のADVになります。
具体的にはキャラと衣装を選ぶことで、
その組み合わせによって50以上の異なる物語が展開されることになります。
1つの物語は30分から60分ほどなので、ショートストーリーの集合体です。
でも、とにかく本数が多かったので、
全体のボリュームは当時のADVの中では屈指の量をほこっていました。
開始方法が独特ではありますが、
端的に言えば最大規模で送るオムニバスゲームとなるのでしょうね。

1つ1つの物語は内容的にも多岐に渡りますが、出来自体もバラバラでした。
面白いのもあれば酷いのもあったわけで、
一概には面白いとは言えないのかもしれません。
しかし楽しめたエピソードがあるのも確かですから、
概ね満足はできたのかなと。

それと、ここが本作の1番の特徴なのですが、
アニメーションが沢山ありました。
ちょっと当時としても画質面には難があったのですが、
これまた概ね満足はできたのかなと。

それ以上にキャラデザがとても好みでしたし、
ここまでなら良作とも言えるかと思います。

問題は、システム面なんですよね。
セーブデータ破壊バグに妙に重いシステムで、
細かなシステム周りが最悪でした。
これはもう致命的なレベルに達しているので、
この点をもってどれだけ酷評されても仕方がないでしょう。
無茶苦茶酷い点を付けられても仕方のない作品ですし、
そういう意味では多くの人の平均点は伸びにくいゲームだと思います。
私も一応は減点はしていますが、比較的その辺は寛容なので、
たぶん他の人より下げ幅は低いかと思います。
結果的には1つ下げて佳作ってところでしょうね。

昔に流行ったオムニバスを豊富なアニメと大ボリュームで復活させるという、
その試み自体は決して悪いものではなかったと思います。
しかしブランドのデビュー作なのですから、
細かいシステム周りには普段以上に気をつけてもらいたかったです。
これでデジアニメに不信感を持ってしまった人も多かったでしょうし、
良いところもあるだけに余計に残念でしたね。

ランク:C-(佳作)

プレゼントプレイ



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