『3days -満ちてゆく刻の彼方で-』

『3days -満ちてゆく刻の彼方で-』

『3days -満ちてゆく刻の彼方で-』は2004年にWIN用として、
Lassから発売されました。

ジャンルはノベル系のADVで、
内容的にはループものになります。

3days

その名の通りと言いますか、3日間を繰り返すループものになります。
特徴はハッキリしていましたね。
この頃人気だったループものであり、
そこにサスペンスものとしての緊張感を加えつつ、
グロ画像で話題とインパクトを呼ぶ。

好きな人は飛びつきたくなる設定ですし、
結構話題にもなったから、狙いはある程度成功したのでしょう。
システム的にもチャートが表示されますので、
その辺も好印象でした。

ただ、本来というか昔だったら好きな題材が組み合わさった作品なのですが、
実は実際にプレイはかなり後でした。
ループ系はまだ人気が続いていたと思うから上で一応人気と書きましたが、
続いていたにしてもかなり末期ですよね。
それまでに散々ループ系ばっかりやっていたこともあり、
ループ系にはもう飽き飽きしていたのです。
またループかよって思ってしまいましたからね。
だから楽しむためには、どうしても時間を空ける必要があったのです。

時間を空けることで「飽き」という主観的な問題はある程度解消されるものの、
評価を根拠付ける客観的な構造はいつプレイしても変わりません。
上記のようにループ系としては後発であり、
多くの人にジャンルとしての長所も短所も知れ渡っています。
短所が自明なジャンルなのだから、後発作品にはその対処が迫られます。
しかし本作にはそれが見受けられなかったわけで。
つまり、ループ物にありがちな欠点を克服していないのです。
即ち、何度も同じ展開を見せつけられるというものですね。
これでは最初は楽しめるものの、次第に飽きてしまいます。
まだ初期の作品なら仕方ないとしても、
既にたくさんループものがあるのですから、
いくらでも対処しえたでしょうに。
ちょっと残念でした。

それでも、グロ要素を含んだサスペンスとして貫徹してくれれば、
それなりに楽しめたように思います。
本作は終盤で魔法バトルものになってしまい、
それで一気に築き上げた雰囲気や世界観がぶち壊されてしまいました。
何でこんな路線に進んじゃったのでしょうね。

総合的には佳作ってところでしょうか。
ループ系としては難もありますしここまで文句も多く言ったものの、
作品としての特徴はハッキリしていますし、
チャートなどシステム的に好印象を持った部分もありました。
だから最初の勢いで最後まで行けば良作以上も十分にありえたのでしょうが、
ちょっと勿体無かった作品でもありましたね。

ランク:C(佳作)

DL版
3daysDL


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