『ラブプラス』

『ラブプラス』

『ラブプラス』は2009年にDS用として、
コナミから発売されました。

近年コミュニケーションソフトと言われるゲームは、
言い換えれば原初のADVの魅力を現代風に表現したジャンルと言えます。

ラブプラス

流行が1周まわってまたやってくるように、
この類のゲームも忘れた頃に日の目を見るような気がしますね。

例えば96年なんかが良い例でして、『NOEL』は音声とアニメーションによって、
コミュニケーションの楽しさを再認識させてくれました。

また、『亜美 ~ときめきパソコンプリンセス~』では、
ゲーム内の時間と現実の時間を完全に同期させ、
絶えず起動させることの喜びを教えてくれました。
翌年の97年でしかもエロ抜きとなってしまいますが、
サターンの『ROOMMATE~井上涼子~ 』も同じ路線ですね。

もっとも、暇人か24時間同じ環境で仕事が出来る人ならともかく、
通常の人はそうはいきません。
こういうゲームは携帯できる機種ででれば良いのになと、
あの当時は常に思っていました。
96年後半に「たまごっち」が発売されブームになり、
こういう分野と携帯ハードの相性の良さをあらためて認識したものです。

全ての要素は遅くとも96年には出揃っていました。
でも、たまごっちは美少女ではないんです。
私は美少女とのコミュニケーションを、携帯できる環境でやりたいのです。
しかし、それはなかなか果たせなかったんですよね。
同じ可愛いでも「犬」というかたちでなら、
『NINTENDOOGS』が2004年に発売されました。
それから更に年月が経ち2009年になってようやく、
私の待ち望んでいたものが現実のものとなったのです。

長かったですね。
ヒットから見てもわかるように需要はあったわけですが、
何が難しかったんでしょうね?
まぁ、細かいことは構いませんが、
出揃っていたパーツがようやく1つに纏まったわけです。
これはある意味、究極的な美少女ゲームのありようとも言えるでしょう。
その存在意義は計り知れません。

その意味では、たどりついた完成形でもあるのですが、
同時に出来上がった新ジャンルでもあるわけです。
まぁ、いろいろ言われてますので今更個々に羅列するのは省きますが、
端的に言えばゲーム性はそれ程でもありません。
ギャルゲーとしてのゲーム性を求める人には、
あまり楽しめないような気がします。
また、上記のように個々の要素は出揃っていますので、
当時この手のゲームをやりこんだ人には、
新鮮さもあまり感じないでしょう。
新ジャンルとつい書いたものの、
あくまで美少女の領域ではという限定された範囲の話でもありますしね。

よくよく見ると斬新とも完成度が高いとも言い切れない面もあるわけで、
その辺がこのゲームの厳しいところなのかもしれません。

私は望んでいたものが形になったということから、
感慨深いところもあるのですけどね。
他方で、上記の点を気にする人は注意が必要かもしれませんね。

最後に、個別な要素を少し見てみますと、
ゲーム性がイマイチなのは述べた通りですが、
グラフィックはDSとは思えないくらいに良く出来ていました。

加えて、音声が絶品でしたね。
ってか、皆口裕子さんの声がいつでも聞けるというだけで、
もう興奮がおさまりませんw
これだけでも買った甲斐があると言うものです。

結局、何を求めるかでもかわってくるのですが、
アダルトな携帯ゲームが事実上ありえないことを考えれば、
これはアダルトゲームとギャルゲーの決定的な差別化を図れる、
大きな要因にもなりうるわけです。
そうした将来のギャルゲーの明るい道を切り開いた点は、
素直に評価して良いように思えますね。

ランク:B(良作)

ラブプラス



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こんにちは〜

このゲームびっくりしたのが
自分の名前を入力すると呼んでくれるんですよね

前にコナミのDSゲームで
実況パワフルプロ野球も確かオリジナルの選手名を
入れると発音的な設定をして音声でアナウンスが出る
これも驚きました(笑)

これ応用してどんどん使えば良いのにって思いますね
感情移入度が格段にUPしますもん

残念だったのが縦持ちで、とてもやりにくい
無理に縦にしなくても良いのに...
って思ってました(´・ω・`)

DSだったので当時隠れてやるのに持って来いで
おくさまに隠れてやってましたよ(笑)

こんばんは~

コナミは名前を呼んでくれる機能を早くから取り入れてましたからね。
確か『ときめきメモリアル2』が最初だったはずですが。
あの時は容量の問題もあって別売になり、
PSやCD-ROMの限界など感じさせられたものでした。
あれから10年以上経ってまだ標準的になっていないのですから、
やっぱりいろいろ難しいのでしょうね。

縦持ちは、個人的には平気だったかな。
何故かそういうゲームばっかりやっているので、慣れました。

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