アダルトゲーム年度別ベスト5 第3回(90年代後半)

アダルトゲーム年度別ベスト5 第3回(90年代後半)

アダルトゲーム年度別ベスト5 第3回(90年代後半)

第3回の今回は、90年代後半になります。

点数別の50選や100選は以前にやっていたのですが、
それでは年数にばらつきがあって比較しにくいということもありますので、
あくまで個人的なランキングではありますが、
年度別のベスト5を挙げつつその年を振り返ってみたいかと思います。

尚、今回は純粋なアダルトゲームだけでなく、
アダルトゲームメーカーの作る一般作も加えてあります。
また、思い出したら後日変更する場合もあります。

<1996年>


1) この世の果てで恋を唄う少女YU-NO
この世の果てで恋を唄う少女 YU-NO

2) 鬼畜王ランス
鬼畜王ランス

3)
虜 XP/Vista版

4) 下級生
下級生 オリジナル復刻版

5) Only You -世紀末のジュリエット達-
Only You

・・・全盛期ですね。1番楽しかった年でした。
事実上PC98最後の年ということもあり、
各社が集大成的なゲームを出していますし、
P&C式ADV、戦略SLG、調教SLG、RPGなど、
そのジャンル毎の最高傑作と語り継がれる作品も目白押しでした。
一応はエルフの3度目の1位となるのですが、
どちらかと言うと剣乃さんが連覇という印象なのかなと。
もっとも前年は影の薄かった老舗ブランドも、
エルフ、アリスにD.O.と、意地を見せつけた年でした。
もっともビッグタイトルに様々なジャンルが含まれていることから、
それでこのような形式のランキングでは目立たない部分もあるのですが、
同年の全発売タイトルに占める恋愛・萌えゲーの割合は遂に過半数を超え、
本格的に恋愛ゲー全盛と呼べる時代に突入した年でもありました。


<1997年>


1) 猟奇の檻 ~第二章~
猟奇の檻 第2章

2) カナン ~約束の地~
CDソフトカナン ~約束の地~

3) 放課後マニア倶楽部 ~濃いの欲しいの~
放課後マニア倶楽部 濃いの欲しいの

4) ALICEの館4・5・6
Win95 CDソフトアリスの館4・5・6

5) MOON.
MOON. For Windows XP/Vista/7

・・・PC98のゲームが1位になるのは、この年が最後。
上半期はPC98とWINが半々、下半期は大半がWIN用と、
時期によっても大きく印象が変わりうるのかなと。
特に恋愛ゲーと陵辱(抜き)ゲーは早くからWIN用へと移り、
それ以外のダーク系(非恋愛のストーリー重視路線)はPC98に多く、
PC98ユーザーだったかWINユーザーだったかでも、
この年に対する印象は大きく変わるのでしょう。
WIN用は前年からの恋愛ゲーブームを引き継ぎつつ、
グラフィックが綺麗になった一方で、
完成度という意味では全体的なレベルは若干下がったのかなと。
他方で、PC98の作品は数こそ激減しましたが、
少数ながらもある分野に関しての到達点みたいなゲームもあり、
また個性の強い作品も見受けられたようにも思います。
windows時代の到来により新規参入のユーザーも増え、
萌えが大きなウェイトを占める時代になったという意味では、
大きな転換点だったのかもしれませんね。


<1998年>


1) DiaboLiQuE(デアボリカ)
デアボリカ

2) 臭作
臭作

3) ONE ~輝く季節へ~
ONE

4) luv wave
luv wave

5) 好き好き大好き!
Win95 CDソフト 好き好き大好き

・・・アリスが3度目の1位。
因みに、臭作はアダルトゲームの売り上げ歴代1位だったそうです。
完全にwindowsの時代になり、5本ともWINゲーです。
臭作やluv waveのようにWINDOWSらしさを活かしたアダルトゲームも、
この年からようやく揃ってきた感じですね。
全体としては恋愛ゲーから派生した純愛ゲーと、
陵辱ゲーとの2分化が進行した年でした。
他方で、現在は人材流出ばかり目立つアダルトゲーム業界にあって、
他業種からの積極的な参入が目立ったのも、この時期が最後のように思います。
いわばエロゲがガラパゴス化していく前の最後の年だったのかもしれません。


<1999年>


1) Kanon (カノン)
kanon

2) ママトト ~a record of war~
ママトト

3) DARCROWS ~ダークロウズ~
DARCROWS ~ダークロウズ~

4) Blow ~満ちた月、欠けた月~
Win95/98 CDソフト Blow 満ちた月、欠けた月

5) Love Forever
LOVE FOREVER 1 Progress dl

・・・後から振り返る人には、こみパとKanonの、
葉鍵が揃った年となるのだけれど、
売上1位はエルフのリメイク作品だったり、
ブランド単位での総売上ではアリスに部があったりするわけで。
最大手のエルフ・アリスを、
葉鍵が追いかける構図が本格的に出来上がった年となるのかな。
そんな中で、エルフ・アリスに続く3番手アイデスは、
リーフに主力スタッフをごっそり取られたことで勢いに陰りが。
それ以上に、4番手クラスだったD.O.は『加奈』で撃沈し、
以降は急激に弱体化していったのが印象的でした。
つまりアイデスの地位に、アイデス社員の移籍したリーフがおさまり、
『加奈』を出したD.O.のポジションを、
『Kanon』のKeyが持って行ったとなるのでしょうね。
99年の特徴としては、『DEEP』や『エンドレスセレナーデ』など、
同人から商業デビューという流れも出てきました。
他には『夜勤病棟』など、いわゆる抜きゲーとか陵辱系で、
可愛い絵柄のが出だしたので、99年はどちらかと言うとその印象が強いですし、
抜きゲーでも売上上位に食い込めた最後の時期だったとも言えるでしょう。

<2000年>


1) AIR
AIR

2) sense off ~a sacred story in the wind~
Win95-2K CDソフトSenseOff センス・オフ

3) 月姫
同人GAMEソフト 月箱 特製化粧箱入/TYPE-MOON

4) Phantom ~Phantom of inferno~
ファントム

5) 贖罪の教室 ~The seven stories of sin~
Win95/98 CDソフト 贖罪の教室

・・・keyが連覇。
5作品、全部ノベルゲーです。
全体を通じても総ノベルゲー時代の到来です。
ノベルゲーだけに限って見るならば、最良の年なんでしょうね。
それこそゼロ年代なんてノベルゲー好きには良い時代かもですが、
他ジャンルから見れば氷河期でしかないわけで、
時代が変わったという意味では非常に大きな転換点となった年ですね。
因みに、同じノベルゲーでもこの年のはいろいろ幅があったので、
楽しめるものが多かった年でもありました。

関連するタグ PC98 /WIN /


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