七英雄物語

七英雄物語

『七英雄物語』は1995年3月10日にPC-98用として、
姫屋ソフトから発売されました。

姫屋を代表する作品の1つですね。

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<概要>


姫屋ソフトと言うと馴染みのない人も増えているかもしれませんが、
アダルトゲーム専用ブランドとしてシーズウェアも擁していましたし、
後にキャラメルBOXも擁していました。
もちろん本作のように姫屋ソフト名義のゲームもあったわけで、
当時はかなり有名なところだったんですよね。
その姫屋ソフトの作品の中でも、
特に有名な作品が本作ではないでしょうか。

さて、設定的には大きな大戦後、
一応は平和が訪れたはずの世界になります。
当然ながら、戦争が終われば傭兵は職を失うわけで、
それで盗賊となって村を襲うってのもよくある話なわけです。
舞台はそんな盗賊により貧困に喘いでいた村の1つで、
村を守るために集まった7人の物好きな英雄たちの物語となります。

<感想>


ぶっちゃけ、設定的には『七人の侍』ですね。
大掛かりなストーリーでもないし、
そういうのが好みの人には合わないでしょう。
このゲームはむしろ、7人の個性的なキャラたちによる、
コミカルなストーリーを楽しむといった作品でした。

ジャンルはSRPGになります。
その名の通りと言いますか、使用するキャラは7人です。
ゲームデザインとしては比較的シンプルですが、
テンポ良く遊べて個人的には好印象でした。

もっとも難易度やバランスという面では、
結構好みが分かれるかもしれません。
それはSRPGに対するスタンスで変わってくると思うのです。
例えばですが、将棋ってのは様々な戦術があるわけで、
ゲーム的に言えば自由度が高いってことですよね。
他方で同じ将棋の駒を使いつつも、詰め将棋って遊び方もあります。
こちらは1つの解答を必死に考え出すのであり、
自由度っていう側面は皆無ですが、
代わりにパズル的な楽しみ方ができます。
どちらも将棋のルールは変わらないのですが、
楽しみ方が異なってくるわけですね。

本作は一部でパズル的な解き方を要求されます。
これは詰め将棋的なもので、
解答があるために自由度はありません。
またゴリ押しでは進まないため、難易度も高く感じてしまいます。
戦術の自由度がなければ駄目と考える人には、
おそらくこのゲームはあまり楽しくなかったでしょう。
しかしパズル的なゲームなんだって思考を切り替えれば、
とたんに楽しくなってきます。
私はパズル好きでもあるので、結構楽しめましたね。

<総合>


総じて、良くできたSRPGだったと思います。
特に欠点もなく、十分に良作と言えるでしょう。
ただ、明確にこれという特徴もないわけで、
名作には届かないなって感じでした。
私の評価はそんなところですが、周りでファンも多かったですし、
姫屋ソフトの代表作の1つと言える良い作品だったと思いますね。

ランク:B(良作)

PC-9801 3.5インチソフト 七英雄物語

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コレ当時やりました。
ちゃんと買ってEDまで、笑
おもしろいって思えるSRPGでしたね。
また例のごとく、詳細は忘れてしまって...
思い出すため再プレイかな...

私の友人が大好きだった作品でもありましたけど、面白かったですよね。
ゲーム機のRPGやSRPGはまだ馬鹿の一つ覚えみたいに壮大に壮大にと突き進んでいく中で、PCゲーは『白き魔女』以降壮大なだけが全てではないと証明してきたように思います。
とは言いつつ、このゲームも最後はちょっと舞台が広がってしまうので、テーマに即したという意味では続編の方が勝っていたのかもしれませんけど。
95年はアダルトでは『妖獣戦記2』や『ロマ剣』や本作があり、一般物でも本作の続編や『グレイストンサーガ外伝』に『ラストガーディアン2』とか良質な作品が多かった年で凄かったですね。

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