RUNAWAY a load adventure

RUNAWAY a load adventure

『RUNAWAY a load adventure』は、
2001年にスペインのPendulo StudiosからWIN用として発売されました。

主人公BrianがストリッパーのGinaと出会い、
マフィアの魔の手から逃げて~ってな感じのサスペンス風なストーリーです。

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海外のADVをプレイするには英語が必須です。
それは今も変わりません。
ただ、今世紀に入ってからは、少し事情が変わってきました。

本場であったはずの英語圏の国々でのADVの人気は、
今ではすっかり衰退してしまいました。
代わって、非英語圏の国で開発された作品が増えてきました。
そして、それらが英語化されるというケースが増えてきたのです。

即ち、最初に発売されるのはフランス語版だったり、ドイツ語版だったり、
スペイン語版だったりで、英語版は後回しにされるようになったんです。
まぁ、翻訳されるだけ日本市場より恵まれてますけどね。

『Runaway A Road Adventure 』もそんな一本。
2001年にスペインで発売されて好評を博したのになかなか英語化されず、
2003年にようやく英語化されました。
そういう点では不遇な一本でしたね。

また非英語圏のADVは増えたけれど、
英語圏の国に比べ後発な分ノウハウが少ないわけです。
従って、数は出ても凡ゲーばっかりという状況でした。
(ここら辺は、直接自分が試した例は数が少なすぎ伝聞も含みます)

そんな中で非英語圏発にもかかわらず世界の各国で高評価を得た本作は、
新世紀の海外ADV事情をも象徴する一本であり、
かつ新世紀以降めっきり減った、
数少ない傑作の一本だったのではないでしょうか。

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さて、少し具体的に見てみますと、
ゲームシステムは三人称視点のP&C(ポイント&クリック)式ADV。
分かる人には、ぶっちゃけオーソドックスな猿島タイプと言えば分かるかと。

グラフィックはWINDOWS時代に入りめっきり少なくなってしまった、
カートゥーンタイプになります。
(まぁ、アニメ画面と言った方が早いですか)
このタイプは『Curse of monkey island』(1997)以降ほとんどなかっただけに、
年月による技術の進歩を凄く感じましたね。
もう、アニメがグリグリ動きます。
国産ADVとの技術力の差に愕然とするばかりでした。

他方で、海外製ってことで仕方ないかもだけど、キャラは可愛くないです。
ここら辺は逆に日本を見習って欲しいかも。
せっかくのボーイミーツガールも台無しになりかねません。

シリアスな雰囲気かと思いきや意外と馬鹿ゲーで、
ゲームの謎解きもう~んって所もあります。
(基本的にはよくできてますけどね)

そんな訳で当初はAAまではないかなとも思いましたが、
新世紀以降のADVでは最高クラスの作品だと思いますので、
ちょっと甘めですがAA扱いってことで。
いずれにしても、ゼロ年代のカートゥーンADVに興味ある人には、
ぜひやってみてほしい作品ですね。
褒めるにしろ貶すにしろ、知らないことには話になりませんから。

ランク:AA(名作)

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