幻影都市 ILLUSION CITY (イリュージョン シティ)

幻影都市 ILLUSION CITY (イリュージョン シティ)

『幻影都市-ILLUSION CITY(イリュージョン シティ)』は、
1991年にMSX用としてマイクロキャビンから発売されたRPGです。

操演システムを用いたグラフィック及び演出は最高でしたね。

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ゲームはゲーム性が一番と考えてる人には怒られてしまいそうですが、
コンピューターゲームは画面を見ながらやるものですからね。
グラフィックが進化していくだけでも、それはそれで嬉しいものです。

91年のRPGというと、SFCではFF4があります。
FF4はSFC初のFFでもありましたし、
FC時代に比べれば格段にグラフィックが進化しました。

しかしながら91年のRPGに関しては、
それ以上にグラフィック面で驚かされた作品がありました。
それが、『幻影都市』なのです。

本作には操演システムというシステムが導入されていました。
ここはちょいとWikiから拝借。
「マイクロキャビンによる専用演技指導ツールにより簡単にキャラクターの
操演をサポートし、複雑な動きも、mealシステムとの組み合わせで簡単に
シナリオに組み込む事が可能となっている。また理論上、
何十ものキャラクターを同時に動かす事が可能であり、
その大勢のキャラクター操演は魔天教演舞堂でのシャオメイの
儀式で見る事が出来る。」とのこと。

私には細かい技術的な話はよく解りませんが、
8頭身のドットで描かれたキャラが見せる細かい動きには、
思わず見入ってしまったものです。

多くのPCゲーに見られた大画面のビジュアルシーンや、
PC-Eのアニメーションも大好きです。
しかしそれとは別のアプローチで、
フィールド上のキャラに細かい演技をさせた本作のような方法も、
これはこれで評価されるべきでしょう。
切り替えなしにそのままでゲームを進行させる方法は、
最近のRPGとも似ていますしね。
案外最近の人にも賛同を得られるんじゃないかなって思ったり。
ドット絵のキャラに興味のない人には意味はないかもだけど、
ちょっとでも関心のある人にはぜひともプレイしてもらいたい作品ですね。

かように個々の動き自体は最高に良かったのですが、それに留まらず、
全体的なグラフィックや雰囲気もまた見ていて楽しかったですね。

というのも、本作はサイバーパンク超伝奇RPGとされてまして。
近未来の香港を舞台とした世界設定は珍しかったですし、
それが画面上に上手く表現されているわけですからね。
雰囲気に酔ってしまうって感じでしょうか。
ついひきこまれていくんですよね。

ただ勿体無かったのは、
確かに雰囲気は抜群だったんですが、
ストーリー自体はそれ程優れていたわけでもないって事でしょうか。
まぁ、水準以上はありましたけれどね。

戦闘面とかに特に斬新な点はないけれど、水準以上ではありましたね。

結局のところ、良くも悪くもグラフィックと世界観に尽きるんでしょう。
ここでどこまでゲームの世界に浸ることができるか。
それ次第で印象も変わってくる作品かと思いますね。

ランク:A(名作)

PC-9801 3.5インチソフト幻影都市

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